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■モットーは? |
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"真実を報告する”それが私のモットーです。嘘をついて自分の論文がレベルの高い雑誌に掲載されても意味がありません(科学者として失格です)。たとえ些細なことでも“真実を報告する”、それが科学者にとって一番大切なことだと考えています。但し、誰も読まない雑誌では意味がありません(自己満足にしか過ぎません)。そのため、一流雑誌に掲載されるような論文を書かなければならないということは言うまでもありません。また、”フェアプレイで勝負する”それも私のモットーです。”正義は必ず勝つ”、そう信じています。
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■研究者になるための必要条件って何ですか? |
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頭脳、センス、ハングリー精神、英語力、体力ではないでしょうか。
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■仕事が出来る人かそうでないかはどこで判断しますか? |
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これまでの私の経験から、“Quick responseの出来る人”はまず例外なく仕事が出来ます。 そのため、私も“Quick response"をするように心掛けています。
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■挫けそうになった時の打開策は? |
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私は、自分のテーマソングを持っています。それは、“あしたのジョー”の主題歌です。この曲を聴いて、これまでの困難を乗り越えてきました。私のハングリー精神(叩かれても叩かれても起き上がる精神)はボクシングに由来しています。実力のあるものが必ず勝つ、それがボクシングです。学問の世界(世の中も含めて)もそうあるべきだと考えています。 |
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■今の若者に願うことは? |
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幼い頃にしておかなければならないことは必ずしておいて欲しいと思います。勉強ばかりし、遊び(コンピューターゲームは駄目)を経験していなければ、精神的に未熟である(….十代デビューというのはその典型)と同時に、善悪の区別がつかない大人になってしまう可能性が高くなります。例えば、私は別にアニメが好きな訳ではありませんが、テレビで放映されるアニメの多くが勧善懲悪を謳っています。こういったものを通して、幼い頃から脳裏にインプットしておかないと、大人になって不正を当然と考える人間になってしまいます。また、社会に出ればチームワークが必要となります。幼い頃の遊びを通して、他人を思いやる心を習得して貰いたいと思います。 |
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■すぐに諦めてしまう若人へ |
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ひとは、一生のうちに何度かチャンスが訪れます。そのチャンスを生かすも殺すも貴方次第です。自分を信じましょう。全力投球しましょう。挫折を恐れて放棄してしまえば、残るものは何もありません。やらずに後悔するより、駄目でもやって後悔するほうがいいのではありませんか?例え、上手く事が運ばなくても、それは自分の人生において必ずやプラスになる筈ですし、そうしなければなりません。投げ出すのはいつでも出来ます。どうか諦めないでください。人生には幾つかのハードルが設定されています。そのハードルは、個人個人によって高さは異なります。しかし、その人にとって越えられないハードルは設定されていません。必ず越えられるのです。
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■研究者志願の若人へ |
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将来、研究者としてやってみたいと思っている方、留学してみたいと思っている方で、悩みをお持ちの方は遠慮なく御連絡ください。何かの一助になるかもわかりません。
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■尊敬する人は? |
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ひとりは、アルバート・アインシュタイン博士です。特殊相対性理論を生み出したことに加えて、学校の成績が悪くても立派な科学者になれることを証明した人ですから。もうひとりは、山口良治氏(元京都伏見工業高校ラグビー部総監督)です。荒廃した高校を立派に立て直した人ですから。 |
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■趣味は? |
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腕時計鑑賞(収集)、アンティークもの鑑賞(収集)、絵画鑑賞(収集)、ドライブ、ファッション、音楽製作、料理、ビアコースター収集、旅行、テニス、ボーリング等です。
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■余暇はどうやって過ごしていますか? |
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旅行が好きなので時間があれば旅行に出掛けています。尤も、なかなかまとめて時間が取れないので年に1度か2度ですが。また、シンセサイザーを使って癒し系の音楽を製作したりしています。自分で言うのもなんですが、なかなかジーンとくる曲だと思うのですが。いつの日か世に製作した曲を公表したいと思っています。それから、最近本を書き始めました。一冊は海外生活志望の若者のために、そしてもう一冊はこれまでに出くわしたとんでもない人達のことを面白おかしく書いています。毎日の日課は、チンチラに遊んでもらうこと。6匹一度に籠から出して遊んで貰うのですが、家のあちこちを齧るのでもう家はぼろぼろです。それでも憎ません。兎に角、可愛いです。 |
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■海外生活での注意点は? |
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海外で生活した人に共通して言えることですが、帰国すると海外で生活していたことを自慢したがります。何かと“外国では、….. ”、とか“外国のラボでは、…..
“ というやつです。あれは極めて不快です。別に海外で生活(留学)したからといって偉い訳でも何でもありません。初心を忘れず謙虚でいること、それが最も注意するべき点だと思います。ドイツ生活に限局して言うならば、ドイツという国は、非常に寒くあまり太陽が顔を出しません。また、それに加えてドイツ人自体が非常に排他的(特に研究所内は顕著)です。そのため、これまでにノイローゼになったひとを非常に多く見かけました。ドイツで仕事、生活をするには、強い精神力(孤独に耐えうる能力)が必要です。明るく、快活であること、それがドイツ生活を楽しく送るにあたっては必須だと思います。 |
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■海外生活でのメリットは? |
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遠く離れた所からみると、今まで見えなかったものが見えるようになります。国内にいては、なかなか日本という国がどういう国なのかが見えてきません。海外生活には、国際性を養うというありきたりなことだけでなく、日本という国を見直すことが出来るといった意味でもメリットは大きいと思います。尤も、その経験を生かすも殺すも本人次第ですが。 |
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■好きな食べ物は? |
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寿司、刺し身、焼き鳥、カレーライス、鰻の蒲焼き、焼そば、お好み焼き、天ぷら等です。 |
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■好きなものは? |
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腕時計、動物、食器、絵画、アンティークもの、ジャズ、ボクシング、David Copperfield 等です。 |
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■好きな映画は? |
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Remember me、 父ちゃんのポーが聞こえる、レオン |
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■コレクション |
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ビアコースター
腕時計
ビアジョッキ
アンティーク家具 |
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■ギャラリー |
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■師匠 |
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喜多英二
吉開泰信
Stefan H. E. Kaufmann |
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研究者を志望される方で、何か江本先生にお聞きになりたいことがありましたら、遠慮なくメールでご質問ください。お待ちしています。 |