ホーム > スポーツ > いま、この人。

史上最大のアスリート・WWEビッグショー 1

存在感を発揮しWWEをけん引するビッグショー=都内のホテル(撮影・会津智海)
存在感を発揮しWWEをけん引するビッグショー=都内のホテル(撮影・会津智海)

 太平洋を一またぎして、現代版アンドレ・ザ・ジャイアントがやってきた。世界最大のプロレス団体「WWE」で10年以上トップグループに君臨する213センチ、200キロの“史上最大のアスリート”ビッグショー(39)を直撃。プロレスの枠を超越した大成功を収めているWWEの魅力と、自身の素顔を語ってもらった。(聞き手・藤澤浩之)※インタビューは大会前に収録しました

  ◇  ◇

 ‐今回の来日公演(11月30日、12月1日に横浜アリーナで行われた「WWEプレゼンツ「ロウ」ワールドツアー2011」)では、どんな試合を見せたいですか(取材した時点では初日のメイソン・ライアンとの一騎打ちだけが決まっていたが、その後に二転三転。初日にジャック・スワガー、2日目にザ・ミズと一騎打ちすることになり、最終的には初日にザック・ライダーと組んでケビン・ナッシュ、ドルフ・ジグラー組と、2日目はジョン・シナと組んでナッシュ、ミズ組と対戦することになった。なお、ライアンはウェールズ出身で、今年1月にWWEデビュー。いきなりエースのシナを粉砕した大型の新鋭)。

 「メイソン・ライアンはたいへん若いスーパースターで、WWEに入っていること自体が、たいへんポテンシャルのある人材であるということです。私がヘビー級王座を取っていれば(ビッグショーは日本公演直前のPPV大会『サバイバー・シリーズ』でマーク・ヘンリーの世界ヘビー級王座に挑戦したが、奪取に失敗した)初のチャンピオンシップになるし、彼にとってもたいへん大きな意味を持つ試合になるでしょう」

 ‐あなたは新日本プロレスやWWEで何度も日本に来ていますが、日本や日本人にはどんな印象を持っていますか。

 「本当に大好きです。日本の効率的に動いているところだったり、文化に対する尊敬だったり、家族を大事にするところだったり。日本文化も深いし、日本人もたいへん尊敬しています。毎回、来日を楽しみにしています。自分がサウスカロライナ州の出身なので、違った角度から日本を見られて楽しいです。カントリー・ボーイの私からするとね」

【2に続く】







Copyright(C) 2011 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp