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2011年12月15日3時5分

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トヨタ、現代から主要部品の輸入検討 円高で割安に

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 トヨタ自動車は、国内でつくる車の主要部品を韓国最大手の現代自動車グループから輸入する検討に入った。品質の向上に加え、価格も円高ウォン安で割安になったため。日産自動車なども韓国製部品の輸入を決めており、約60万人が働く日本の車部品業界は韓国との受注競争に突入する。

 トヨタは15、16の両日にソウルで開く商談会に、現代グループの現代モービスなど約40社を招く。現代モービスは連結売上高が約9千億円で、世界の自動車部品大手の一角。株式の時価総額では今春、トヨタ系のデンソーを抜き、世界首位に立った。

 商談の対象にはエンジン部品やブレーキ部品など基本性能に関わる主要部品が含まれている。商談が成立すれば、トヨタは韓国製部品を2013年以降につくる車に使う方針だ。

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