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光市母子殺害 元少年の死刑が確定へ
99年に山口・光市で母子2人を殺害したとして殺人などの罪の問われていた元少年(当時18)の裁判で、最高裁は20日、元少年の上告を退けた。元少年の死刑が確定する。
この裁判は、99年、大月(旧姓・福田)孝行被告が光市で、本村洋さんの妻・弥生さんと長女・夕夏ちゃん(当時11か月)を殺害したなどとして、殺人などの罪に問われているもの。裁判では、大月被告に死刑を適用すべきかどうかが争点となった。
最高裁は、1度目の上告審で「年齢は死刑を回避すべき決定的な事情とはいえない」として、一審・二審の無期懲役を取り消して裁判のやり直しを命じ、広島高裁が差し戻しの控訴審で死刑を言い渡していた。
弁護側は2度目の上告を行い、死刑を回避するよう求めていたが、最高裁は20日、大月被告側の上告を退け、死刑が確定することになった。
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