多田、日本女子最多タイのV7…WBA女子世界ミニマム級戦
スポーツ報知 2月20日(月)8時2分配信
|
拡大写真 |
7回、サリナス(右)にパンチを打ち込む多田 |
V7を告げる判定がコールされると、多田が思わず涙ぐんだ。「勝ってうれしいんですが、思ったより相手のパンチが強く自分のボクシングができなかった」と声を詰まらせると、会場からは大きな拍手がわき起こった。
プロ入り後初の左対決に備え、男子アマらと計160ラウンドのスパーを消化。苦手意識を克服しリングに上がると、序盤はムキになって打ち合う場面があったが、中盤以降は足を使い「練習通り、一発一発を確実に当てると意識した」と見事なポイントアウト。「今までで一番タフな相手。ボクシングはやっぱり怖いわ〜」と笑顔が戻った。
次戦は今夏にメキシコで、自身2度目の海外防衛戦が濃厚。アマで全日本ミドル級を制したお笑いタレントしずちゃんこと山崎静代(33)が話題を独占しているが「海外でもきっちり勝ち、プロとアマで一緒に盛りあげていきたい」と女子ボクシング界をけん引する自覚は十分だ。
◆多田 悦子(ただ・えつこ)1981年5月28日、兵庫・西宮市生まれ。30歳。西宮西高(現西宮香風高)定時制でボクシングを始め、アマ戦績は47勝3敗。08年5月、プロデビュー。09年4月、世界王者に。身長161センチの左ボクサーファイター。独身。
【関連記事】
清水“地獄の伊東キャンプ”で走り込み1日20キロ超!
しずちゃん、涙の決意!世界選手権8強で五輪出る!!
しずちゃん、激しい練習に涙「1位自覚、もっと厳しく」…女子ボクシング
[ボクシング]多田白旗?挑戦者に「こんな美人おらんかった」…19日女子ダブル世界戦
多田悦子 、 安藤麻里 、 タイトルマッチ を調べる
最終更新:2月20日(月)11時59分
Yahoo!ニュース関連記事
主なニュースサイトで 多田悦子 の記事を読む
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
- 藍、惜しかった…1打及ばず2位/米女子(サンケイスポーツ) 2月20日(月)7時51分
- 女子ゴルフの工藤遙加がテーラーメイドと使用契約(デイリースポーツ) 2月20日(月)11時11分
- 多田辛勝に反省/ボクシング(日刊スポーツ) 2月19日(日)20時56分
- 女子キック王者の山田真子がボクシング転向(デイリースポーツ) 2月19日(日)21時21分
- トップ合格選手のツアー出場権を拡大(サンケイスポーツ) 2月16日(木)7時51分
コメント機能の投稿方法と投稿者名の変更に関するお知らせ(2月16日)