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【静岡】

街への思い一面描く 浜松・旧百貨店松菱跡にメッセージ壁画

浜松の街並みや、願いが書かれた旗を持つ干支がデザインされた壁画=浜松市中区鍛冶町の百貨店松菱跡で

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 浜松市中区鍛冶町の旧百貨店松菱を囲う塀に、浜松の街並みと市民の街へのメッセージを描いた壁画が誕生した。 (木許はるみ)

 壁画は玄関前など2カ所の塀に描かれ、縦約2・5メートル、横が約16メートルと約21メートル。

 メッセージのテーマは「浜松の街なかにほしいもの」。昨年10月から、市街地の店舗や公共施設などに投函(とうかん)箱が設置され、746件の応募が寄せられた。

 応募者の生まれ年にちなんだ干支(えと)が、それぞれメッセージが書かれた旗を、浜松の街並みの中で掲げているデザイン。街に求めるものとしては「美術館」や「水族館」など具体的な要望から「にぎわい」や「愛」「笑顔」といったユニークな提案もあった。

 県の緊急雇用創出事業の一環で、静岡大学の卒業生のベンチャー企業「スプレーアートEXIN」(橋口論代表)が委託されて実施した。色鉛筆や絵の具を使って描いた原画をパソコンで加工し、印刷したものを張り付けた。

 

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