ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

Anno Job Log

2005-03-27

[]性なる聖なる生 23:00


性なる聖なる生」を読む。


正直、タイトルは、とほほ。

緑風さん、がんばって。


それはさておき。


大月純子さんは、某学会での「大月純子、あ間違えました、大月純平です」発言で知っている人は知っているかも。自称ポリセクシュアルの牧師さん。

ジェンダー広島のスタッフでもある。


虎井さんは、ここぞとばかりに精神世界について語っている。

戸籍変更前は、こういうことはいわずに、戸籍変更後に堂々と、性同一性障害と精神世界との関連を記述し始めるあたりに、虎井さんの現実主義としての凄みを感じた。


いっぽうで大月さんは、聖書やキリスト教が、必ずしも、性的少数者を差別、禁止していないことを、具体的に述べている。

2004年12月14日の独語徘徊記録   で触れた、

「マタイ19:12結婚できないように生まれついた者、人から結婚できないようにされた者もいるが、天の国のために結婚しない者もいる。これを受け入れることのできる人は受け入れなさい。」

の解釈がやはりポイントらしく、これを

「性的少数者も神に祝福される」と解釈しうる、と富田正樹(旧・三十番地キリスト教会ここかな?)さんという人がいっているらしい。

また、大月さん自体の生活史も語られていて、そのゆれ動きが素直で面白かった。

個人的には、大月さんが10年20年と経ち、アイデンティティが固まり、人間的にもよりおおらかになり、信仰がさらに深まったとき、どういったことを述べるのか聞いてみたいと思う。


というわけで、結構面白い1冊。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/annojo/20050327