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元原発作業員、労災認定求め提訴=「被ばくで心筋梗塞」−福岡地裁

元原発作業員、労災認定求め提訴=「被ばくで心筋梗塞」−福岡地裁

 原発での作業に当たった元配管工の男性が、「心筋梗塞になったのは被ばくが原因」として、国に労災認定を求める訴訟を17日、福岡地裁に起こした。
 訴えたのは、福岡市早良区の梅田隆亮さん(76)。
 訴状によると、梅田さんは1979年、島根原発(松江市)と敦賀原発(福井県敦賀市)の定期検査で、1カ月余りにわたり原子炉格納容器内での配管溶接作業などに従事。終了後に原因不明の吐き気や鼻血などの症状に悩まされ、2000年には急性心筋梗塞を発症した。
 その後、「発症に被ばくが関与している可能性は否定できない」との診断を受けて松江労働基準監督署に療養補償費を求め労災申請したが、10年に不支給決定を受けた。(2012/02/17-16:27)


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