[除染の本格化で期待される関連銘柄] (三菱UFJモルガンスタンレー証券)
三菱UFJモルガンスタンレー証券は「週間株式投資戦略(10月31日)」で、原発事故による放射性物質の除染費用は、第2次補正予算で関連事業に194億円が計上され、第3次補正予算で2,459億円が計上される見込みと解説。
リョービ(5851)やデンヨー(6517)や鶴見製作所(6351)は建物や側溝など除染に有効な高圧洗浄機を生産し、トラスコ中山(9830)も販売していると紹介。
コマツ(6301)やクボタ(6326)は表土を除去する建設機械。
東洋ゴム(5105)や前田工繊(7821)や三星ベルト(5192)は除去した土壌を保管する際に雨水の浸入や地下への浸透を防ぐ遮水シートを生産。土嚢は萩原工業(7356)。
計画的避難区域における除染は、鹿島(1812)や大林組(1802)などゼネコンが業務を受託する可能性があると紹介。
その他の関連銘柄として、アゼアス(3161)が放射線防護服で、興研(7963)は防じん・防毒マスク。
放射線測定器は日立メディコ(6910)、堀場製作(6856)、富士電機(6504)。(W)
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