中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

中畑監督 シーズンで勝ちたいんや

2012年2月19日 紙面から

◇練習試合 楽天3−1DeNA

ゲーム前のあいさつで、DeNAの中畑監督(右)に抱きつかれ圧倒される楽天の星野監督=沖縄・宜野湾市営球場で

写真

 最も沸いたのは完封負け目前だった9回裏。先頭の森本の中前打から無死一、二塁とチャンスを広げた。逆転、初勝利、とはいかなかったが、吉村の適時中前打で一矢報いて、最後は2死満塁の逆転機までつくった。中畑清監督(58)は「負けてほめるのもおかしいけど、テーマにしてる、最後まで諦めない、お客さんの足を止める野球はできたんじゃないかな。これを続ければ、奇跡も起こせる気がする」と超プラス思考で笑顔を見せた。

 前日の初陣は「負けても120点」と評価したが、この日は「50点」と辛口。守備のミスが失点に直結したことに「反省した方がいい。守備のいい方が勝率が上がる。併殺3つも取られたし、相手は攻守にわたって安定していた」と減点理由を説明した。

 監督通算1000勝まであと15勝の星野監督に対し“ルーキー”中畑監督は「相手は大先輩でオレはハナクソ。0勝どころじゃなく、マイナスからのスタート」とあくまでも下手だったが、試合後は「参入したのも楽天さんが先。今日のところは敬意を表して、ということにしておいて。シーズンで“勝ちたいんや”」とキヨシ節。星野監督が2003年の阪神監督時代に流行語大賞を取ったセリフを引用してリベンジを誓った。

 昨年の尾花監督は、3月14日のオープン戦9戦目まで白星がつかなかった。19日はオリックス戦。「ボチボチ勝ちたいよ。明日はきっちり白星を挙げたい」と中畑監督は前向きだった。 (竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ