王者・多田、Ｖ７戦に余裕「挑戦者はすごいべっぴん。でも試合後の顔は…」

　「ＷＢＡ世界女子ミニマム級タイトルマッチ」（１９日、よみうり文化センター千里中央）

　女子ボクシングのダブル世界戦の調印式と会見が１８日、大阪府内で行われた。ＷＢＡ世界女子ミニマム級王者・多田悦子（３０）＝フュチュール＝は、挑戦者マリア・サリナス（メキシコ）との７度目の防衛戦へ「すごいべっぴん。でも、試合後の顔は自分の方がきれいになっている。そろそろ、試合を楽しみたい欲が出てきた」と余裕を漂わせた。

　計量は４７・６キロで、１回でパス。「リミットぴったりは初めて。今回は体調がすごくいい」と上機嫌だった。身長で１０センチも上回る王者は「思ったより背は低いが、打ち落とすイメージで。相手にお付き合いせず、自分のボクシングにはめ込む」とＫＯ防衛を狙う。

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