ルーカス娘アマンダが無差別級初代女王に

　「ＤＥＥＰ」（１８日、ＴＤＣホール）

　初代ＤＥＥＰ女子無差別級王者決定戦が行われ、映画監督ジョージ・ルーカスの娘、アマンダ・ルーカス（３０）が、大物プロレスラーの堀田祐美子（４５）に腕固めで一本勝ち。プロ５戦目で初のベルトを巻いた。

　アマンダは、「スター・ウォーズ」のダース・ベイダーとストーム・トルーパー３人を露払いに入場。１、２回と左右のフックで前進し、タックルでテークダウンするが粘られて決めきれなかった。

　これまでのＤＥＥＰでの２試合は１回で決めたアマンダだが、この日は最終３回に突入。いきなりタックルに合わせたギロチンを「いい感じで」（アマンダ）堀田に決められるピンチに陥ったが、冷静に外すとサイドポジションから腕固めでフィニッシュした。

　赤いベルトを巻いたアマンダは、傷だらけの顔で泣き笑いの表情。「人生で一番のタイトルだと思う。祐美子さんはすごくタフで強くて、ちゃんと試合して勝ち取った気がします」と胸を張り、「まず母にケガなく勝ったと報告して、母と相談してから父に話したい」と、喜びをかみしめていた。

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