女子キックボクシング「Ｊ‐ＧＩＲＬＳ」のアトム級王者・山田真子（まこ）が19日、東京・新宿大会で王座を返上後に引退セレモニーを行い、プロボクシング転向を表明した。

　17歳の山田は３月11日に福岡市内でプロテストを受験。合格すれば、バンタム級で５連勝中の19歳の姉・紗暉（さき）とともに日本初の姉妹プロボクサー誕生となる。姉と同じ博多協栄ジム所属で４月末から５月のデビューを目指す。

　山田は「好きな選手は井岡一翔さん、辰吉さん。王者を目指す」と宣言。福岡の“女版・亀田家”と称される中、姉妹のトレーナーを務める父・記義さんは「ダブル世界戦ができれば素晴らしい」と夢を描いていた。

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[ デイリースポーツ 2012年2月19日 21:21 ]