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事件
【連続不審死第23回公判詳報(9)】援助は総額1億円 「もらいすぎとは思わない」「抵抗感なし」
被告「●■さんは『あなたには振り回されっぱなしだが、自由奔放なところなど普通の女性にはない魅力がたくさんある。直す必要もない。自分も楽しんでいる部分もあるから』などとおっしゃっていた。こういう魅力は、ほかの男性も言ってくれ、私の自信になっていました」
弁護人「ほかの男性というのは、愛人契約やデートクラブなどで、セックスの対価に報酬を受け取っていた男性のことですか」
被告「そうです」
弁護人「そういった男性とはセックスをして報酬を受け取っていましたね。しかしあなたは大金を援助してくれた●■さんとは肉体関係はなかったとおっしゃっています。本当ですか」
被告「一度もありませんでした」
弁護人「本当ですか」
被告「一度もありません」
《同じ質問が繰り返されたことで、木嶋被告は少しいらついた様子を見せた。弁護人はなお釈然としない様子で、質問を続ける》
弁護人「それにしても金額が大きすぎる。まずいと思ったことは当時なかったのですか」
被告「まずいとは思わなかった。どうしてこんなによくしてくれるんだろうとは思いましたが」
弁護人「もう一度聞きますが、●■さんはあなたに何とおっしゃっていたのですか」
被告「自由な価値観を持っているのは良いことだと言ってくれました」
弁護人「本当に、もらいすぎと思わなかったのですか」
被告「私といると●■さんは幸せそうで、抵抗感はありませんでした」
《改めて明らかになった木嶋被告の金銭感覚の欠如。質問は●■さんが死亡する場面へと移っていった》
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