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事件
【連続不審死第23回公判詳報(8)】「2人で感動」「オレの女にならないか」 “本命カレシ”との思い出語る
《週末を一緒に過ごすなど、関係を深めていく2人だが、弁護人は○○さんとのトラブルについて尋ねていく》
弁護人「○○さんが他の女の人に送ったメールを見てしまったことがありますね」
被告「はい。自分の裸の写真を複数の女性に送っていた。出会い系サイトで知り合った人だと言っていました」
《平成15年3月、詐欺容疑で逮捕された木嶋被告は身柄を拘束される。執行猶予判決を受けた3カ月後、木嶋被告は○○さんに連絡をとり、「病気で実家に帰っていた」と嘘をついた》
被告「○○さんから『病気ってなんだ、(当時流行していた新型肺炎)SARSじゃないか』と言われました。『オレの職場は学校だから、うつる病気は会えないんだぞ』と強い調子で」
《○○さんの口調を再現する木嶋被告。珍しく声を張り上げ、強い感情をみせた》
弁護人「あなたはどう思いましたか」
被告「冷たい人だな、と」
弁護人「あなたは、自分の母親を装って、○○さんとメールしていたことがありましたね。なぜ?」
被告「○○さんと恋人関係になってから、それまで気づかなかった冷酷な部分が出てきて、傷つくことが多くなりました」
「体調も崩しがちになって、誰か仲介にたってほしいと。でも、友達がいなかったので、架空の母親という存在を出しました」
《木嶋被告は○○さんには金銭を要求せず、他の男性たちには結婚をちらつかせて多額の現金を受け取っていたとされる》
《弁護側は○○さんと結婚する意思はなかったとこれまでの法廷で主張している》
《木嶋被告の○○さんへの失望を強調することで「○○さんが本命で、他の男性とは結婚を考えていなかったため詐欺が成立する」という検察側の構図を崩したいようだ》
《その後も、○○さんとの関係についての質問が続いていく》
連続不審死 第23回公判のニュース
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