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事件
【連続不審死第23回公判詳報(7)】福島・裏磐梯に年間50日滞在 交際相手には精力剤カプセルを
《○○さんは木嶋被告が平成15年ごろから交際していた男性だ。ただ、木嶋被告は偽名で付き合うなど、いびつな交際だったとされる》
弁護人「何のためにすりつぶしたのですか?」
被告「理由は裏磐梯の施設は家族経営のペンションだったのですが、頻繁に訪れ気心が知れていました。(経営者の)家族が部屋に来ることもあり、ゴミ箱を交換する際などに、(服用していた薬の)空のパッケージを見られるのが嫌だったからです」
《睡眠導入剤などをすりつぶした理由をこう説明した木嶋被告だが、錠剤をパッケージから出して直接持ち運ぶ方法などもあり、疑問の残る答えとなった》
弁護人「(すり鉢やすりこぎは)普段はどのような使い方を?」
被告「料理でごまをするときに使ったりしていました」
弁護人「裏磐梯にはどれくらい行っていましたか」
被告「年間50~60日です」
《木嶋被告は当初、すりつぶした薬をオブラートで持ち運んでいたが、カプセルに変更。数種類の薬をカプセルに入れて持ち運んでいた。うつ症状が改善した平成18年6月以降も、ビタミン剤や漢方薬をすりつぶしてカプセルに入れていたという》
弁護人「調剤した薬を誰かに飲んでもらうことは?」
被告「ありました。○○さんです」
弁護人「どんな薬ですか?」
被告「私の飲んでいるビタミン剤や精力剤です」
《木嶋被告は18年11月に薬の調剤目的で、専用の乳鉢を購入したことを明らかにした》
《一連の事件後、木嶋被告が北海道の母親に送ったすり鉢とすりこぎからは睡眠導入剤の成分が検出されている》
《審理再開から約45分が経過。休廷に入った》
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