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事件
【連続不審死第23回公判詳報(7)】福島・裏磐梯に年間50日滞在 交際相手には精力剤カプセルを
(14:10~14:55)
《首都圏の連続殺人事件で練炭自殺に見せかけて男性3人を殺害したとして、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)に対する裁判員裁判の第23回公判(大熊一之裁判長)がさいたま地裁で続いている。弁護側の被告人質問は木嶋被告が精神科などで処方された抗うつ剤や睡眠導入剤についてに移った》
《木嶋被告は平成17年3月、体の倦怠(けんたい)感や不眠などの症状を訴え、精神科クリニックを受診。鬱病と診断され、3種類の抗うつ剤と睡眠導入剤「レンドルミン」などを処方された》
弁護人「服用の指示は?」
被告「レンドルミンは就寝前に飲むように指示されました」
弁護人「指示された通りに服用していましたか」
被告「はい。飲み出して、短い時間ですが寝られるようになりました」
《約2週間後にも木嶋被告はクリニックで受診。睡眠の症状が改善されないことから前回の3種類に加え、睡眠導入剤「ハルシオン」が処方されたという》
《レンドルミンとハルシオンの成分は木嶋被告が殺害したとされる千葉県野田市の無職、安藤健三さん=当時(80)=と東京都千代田区、会社員、大出嘉之さん=当時(41)=の体内から検出されている》
《木嶋被告が平成21年1月に殺害したとされる会社員、寺田隆夫さん=当時(53)=は司法解剖が実施されていないが、検察側は、「何らかの方法で睡眠状態に陥らせた」として起訴している》
弁護人「ハルシオンは毎日? それとも調子が悪いときに服用するよう指示されましたか?」
被告「ドクターからは必ず就寝前に、と指示を受けました。長時間寝られるようになりました」
連続不審死 第23回公判のニュース
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