事件【連続不審死第23回公判詳報(6)】リサイクル店経営者は「父親」 遠慮なく年間1800万円の援助お願い+(1/4ページ)(2012.2.17 17:25

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【連続不審死第23回公判詳報(6)】
リサイクル店経営者は「父親」 遠慮なく年間1800万円の援助お願い

2012.2.17 17:25 (1/4ページ)連続不審死 第23回公判

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 (13:40~14:00)

 《首都圏の連続殺人事件で練炭自殺に見せかけて男性3人を殺害したとして、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)に対する裁判員裁判の第23回公判(大熊一之裁判長)がさいたま地裁で続いている》

 《弁護側は、パトロンだった●■さん(法廷では実名)との関係について質問を続ける。この男性はリサイクルショップを経営し、平成14年から19年に70歳で死亡するまで5年間にわたり、木嶋被告に約7400万円を資金援助した》

 《●■さんは木嶋被告が平成15年にインターネットオークションにからむ詐欺事件で逮捕・起訴され、同年6月に懲役2年6月、執行猶予5年の有罪判決を受けた後も援助を続けた》

 弁護人「逮捕されて留置場にいるとき、体に変調は出ましたか」

 被告「顔面まひ、円形脱毛症、突発性難聴などの変調が出ました」

 弁護人「判決を受けて釈放された後、病院へは行きましたか」

 被告「行きました」

 弁護人「どういう治療を受けましたか」

 被告「病院へは1度しか行かず、あとは漢方薬や整体など民間療法を続けていました」

 弁護人「釈放後、(愛犬サークル)『カインド』は続けていましたか」

 被告「やめました」

 弁護人「カインドの手数料収入がなくなったのですね」

 被告「はい」

 弁護人「治療費などはどうしていたのですか」

 被告「それは●■さんが払ってくれました」

 弁護人「釈放後、●■さんのリサイクルショップでの仕事はすぐに再開したのですか」

 被告「いいえ。数カ月間休みました」

 弁護人「仕事をせずに、●■さんから援助を受けていたんですか」

 被告「そうです」

 弁護人「記録によると、判決後に仕事を休んでいた平成15年7月~12月に約560万円の資金援助があったようですが」

 被告「そのくらいになると思います。ほかに現金でもらったこともあります」

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