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事件
【連続不審死第23回公判詳報(5)】月収20万円程度では毎日出勤しない 「息子の嫁に」と言われ
《木嶋被告は2カ月目から、給与の他に30万円、計50万円をもらうようになる》
弁護人「●■さんは資産家だと思っていましたか」
被告「お金に関わる仕事をしていたので、口座にどれだけ残高があるかは知っていました」
弁護人「●■さんの証券口座にはどれぐらいありましたか。今覚えている範囲で」
被告「2、3千万円でした」
弁護人「資産があるな、と」
被告「はい。あくまで趣味なのに、数千万円を動かせる人なんだなという印象はありました」
《木嶋被告の収入は●■さんからの給与50万円と愛犬サークル「カインド」の運営ということになる》
弁護人「収入は?」
被告「多少減りましたね」
弁護人「支出は」
被告「一生懸命節約しても、(月の生活費が)100万円を切ることは難しかったです」
弁護人「足りない分は、●■さんからもらっていたと」
被告「そうです」
弁護人「給与は最初現金だったが、銀行振り込みに変わっている。これはなぜ」
被告「一時期、私が体調を崩して行けないことがあって、(●■さんが)生活に困るだろうから、口座番号を教えなさいと」
弁護人「どうして●■さんはそこまであなたを援助してくれたのでしょう」
被告「うーん…」
《これまでよどみなく答えていた木嶋被告だが、この質問については慎重に言葉を選んだ》
被告「(最初の)面接の時、(●■さんが木嶋被告を)素朴で地味だと思っていたつもりが、実際雇ってみたら世間一般の価値観から離れた特殊な女性だと分かって、それが楽しかったんじゃないかと」
弁護人「実際言われたのですか」
被告「こんな奔放だと思わなかった、と言われました」
連続不審死 第23回公判のニュース
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