事件【連続不審死第23回公判詳報(5)】月収20万円程度では毎日出勤しない 「息子の嫁に」と言われ+(3/5ページ)(2012.2.17 16:12

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【連続不審死第23回公判詳報(5)】
月収20万円程度では毎日出勤しない 「息子の嫁に」と言われ

2012.2.17 16:12 (3/5ページ)連続不審死 第23回公判

 弁護人「それで、あなたはどう答えましたか」

 被告「いや、毎日行くことが条件だったら、通えませんと言いました。●■さんは私を気に入ってたから、『しょうがない』と。なので、次に行ったのは翌週です」

 《●■さんは木嶋被告の「毎日は行かない」という要求を受け入れた》

 弁護人「その後、どれぐらいの頻度で?」

 被告「週1回ぐらいですけど、●■さんがすごく忙しい時は、2、3回行くこともありました」

 弁護人「なぜ、●■さんに気に入られたと思ったのですか」

 被告「わりと初期の段階で、ご自身に息子さんがいらして、30代で独身なので、佳苗さんに嫁さんになってほしいと言われました」

 弁護人「●■さんは冗談のつもりだったのでは?」

 被告「いえ、冗談ではないです。まじめな調子で」

 弁護人「どう思いましたか」

 被告「考えさせてほしい、と暗に断るような返事をしました」

 弁護人「乗り気ではなかった?」

 被告「そうですね」

 《「息子の嫁に」と言われるほど、●■さんの心をつかんだ木嶋被告。要求はエスカレートしていく》

 弁護人「給料は」

 被告「お約束したとおり、20万円もらいました」

 弁護人「仕事を始めて2ヶ月目、何か●■さんに言いましたか」

 被告「20万円では生活できない。他の仕事もしないといけないので、来れなくなるかもしれないわ、と言いました」

 弁護人「●■さんは何と」

 被告「うーん、『20代の女性なら、20万でやりくりできると思うんだけど、どれぐらい必要なの』と聞かれました。正直に100万円とは言えないので、50万円ぐらいと答えました」

 弁護人「使い道は聞かれたか」

 被告「説明しました。若いころからぜいたくに慣れているので、生活の質を落とすことはできないと。(●■さんは)最初はしぶしぶでしたけど、私を気に入っていたので、『足りない分は出すから仕事を続けてほしい』と」

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