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事件
【連続不審死第23回公判詳報(5)】月収20万円程度では毎日出勤しない 「息子の嫁に」と言われ
弁護人「それで、あなたはどう答えましたか」
被告「いや、毎日行くことが条件だったら、通えませんと言いました。●■さんは私を気に入ってたから、『しょうがない』と。なので、次に行ったのは翌週です」
《●■さんは木嶋被告の「毎日は行かない」という要求を受け入れた》
弁護人「その後、どれぐらいの頻度で?」
被告「週1回ぐらいですけど、●■さんがすごく忙しい時は、2、3回行くこともありました」
弁護人「なぜ、●■さんに気に入られたと思ったのですか」
被告「わりと初期の段階で、ご自身に息子さんがいらして、30代で独身なので、佳苗さんに嫁さんになってほしいと言われました」
弁護人「●■さんは冗談のつもりだったのでは?」
被告「いえ、冗談ではないです。まじめな調子で」
弁護人「どう思いましたか」
被告「考えさせてほしい、と暗に断るような返事をしました」
弁護人「乗り気ではなかった?」
被告「そうですね」
《「息子の嫁に」と言われるほど、●■さんの心をつかんだ木嶋被告。要求はエスカレートしていく》
弁護人「給料は」
被告「お約束したとおり、20万円もらいました」
弁護人「仕事を始めて2ヶ月目、何か●■さんに言いましたか」
被告「20万円では生活できない。他の仕事もしないといけないので、来れなくなるかもしれないわ、と言いました」
弁護人「●■さんは何と」
被告「うーん、『20代の女性なら、20万でやりくりできると思うんだけど、どれぐらい必要なの』と聞かれました。正直に100万円とは言えないので、50万円ぐらいと答えました」
弁護人「使い道は聞かれたか」
被告「説明しました。若いころからぜいたくに慣れているので、生活の質を落とすことはできないと。(●■さんは)最初はしぶしぶでしたけど、私を気に入っていたので、『足りない分は出すから仕事を続けてほしい』と」
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