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事件
【連続不審死第23回公判詳報(5)】月収20万円程度では毎日出勤しない 「息子の嫁に」と言われ
(13:10~13:40)
《首都圏の連続殺人事件で練炭自殺に見せかけて男性3人を殺害したとして、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判。第23回公判(大熊一之裁判長)の午後の審理が始まった》
《午後も引き続き弁護側の被告人質問が行われる。審理再開までの時間、証言台に座った木嶋被告は足を交差させ、いすを左右に回転させた。余裕があるようにも見える》
《定刻になり、大熊裁判長が審理再開を告げる。木嶋被告は足をほどき、きちんと座り直した》
《男性弁護人は、午前中の審理で尋ねた千葉県松戸市のリサイクルショップ経営者の●■さんとの関係について、引き続き質問を重ねていく》
《●■さんは、平成14年から19年に70歳で死亡するまで、5年間にわたって木嶋被告に計約7400万円を資金援助した人物だ》
弁護人「●■さんと会ったのは平成13年の何月ごろでしたか」
被告「はい。6月ごろだったと思います」
《●■さんはインターネットの掲示板で、副業の手伝いをする人を募集していた。条件は月給20万円以上。13年に妹との同居を機に愛人関係やデートクラブで肉体関係の報酬を受け取るのを辞めた木嶋被告は仕事を探していた。●■さんに連絡を取った》
弁護人「最初に会いに行く時、面接だと思いましたか」
被告「はい。履歴書を持ってくるように言われたので」
弁護人「●■さんから、仕事について説明がありましたか」
被告「掲示板よりも詳しい説明がありました。まず、名刺を渡されて。(名刺には)ご自身が経営されているリサイクルショップの住所などが書かれていました」
《木嶋被告は常に丁寧な言葉使いをする。敬語の使い方もなめらかだ》
弁護人「●■さんは副業もしていましたね」
被告「はい」
弁護人「具体的には?」
被告「リサイクルショップのほかに、引っ越し業務や、不動産関係、株取引をしていると聞かされました」
連続不審死 第23回公判のニュース
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