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事件
【連続不審死第23回公判詳報(4)】愛人契約リセットで収入減も生活変えられず
弁護人「募集はどういう内容でしたか」
被告「『(●■さんは)リサイクルショップを経営していて、事務手伝い、副業手伝いをしてほしい。家事が上手で、昼食を作れる方』など条件が合って、月給20万円以上ということでした」
弁護人「(一般企業などに)就職しようとは考えなかったのですか」
被告「考えませんでした」
弁護人「なぜですか」
《これまでスムーズに受け答えしていた木嶋被告が答えに詰まった。ここで初めて、自分の内面に迫る質問に直面したのかもしれない》
被告「それは…。これまで知り合った方からは『普通の女性とは違う』と評価してもらっていたし、自分も『普通の女性とは違う』と思っていたので、就職には向かないと思っていました」
弁護人「●■さんの仕事をやってみようと思ったのですか」
被告「家事が得意だったので、やろうと思いました」
弁護人「月給20万円という相場は、高い低いなど、どう思いましたか」
被告「そのときは拘束時間や頻度が分からなかったので、月に何度か行くだけでお金をもらえるのかな、と考えていました」
弁護人「愛人のような仕事だとは思いませんでしたか」
被告「そうかもしれない、とは思いました」
弁護人「実際に●■さんに合ってどう思いましたか」
被告「そういう話はまったくなかったし、雰囲気もありませんでした」
《弁護側は大熊裁判長に「質問のきりがついたので、いったんここで…」と伝える。裁判長はうなずき、法廷は午後1時10分まで休憩に入った》
連続不審死 第23回公判のニュース
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