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地方
【連続不審死公判】絵画持ち出し、睡眠薬、出火原因…不審点めぐり激しく応酬
2012.2.14 22:13
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■出火原因で応酬■
安藤さん事件では、自宅焼け跡には練炭が残されていたが、木嶋被告が着火した直接的な証拠はない。このため、練炭を燃やして殺害したとする検察側と、失火だとする弁護側で真っ向から対立している。
検察側は防犯カメラの映像などを根拠に、119番通報の約2時間半前に木嶋被告が安藤さん宅にいたと主張。14日の第21回公判では、練炭の成分分析を行った民間会社の所長が証人出廷し、燃焼実験の結果を基に「練炭は2時間半以上燃えていた」と述べた。
一方、弁護側は、失火との主張を繰り返している。6日の第16回公判では「安藤さんは床に灰が落ちても気にしないヘビースモーカーだった」と指摘。その後の公判でも、失火と判断した警察官の供述調書や寝たばこ火災に関する論文を読み上げ、裁判員にたばこの不始末での出火だと印象づけようとしていた。
16日には情状面での審理が行われ、17日からは被告人質問が始まる。
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