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地方
【連続不審死公判】車のトランクから練炭成分検出 検察側指摘
2012.2.11 12:02
首都圏で起きた男性の連続不審死事件で、殺人などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判の第19回公判が10日、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で開かれた。千葉県野田市の無職、安藤建三さん=当時(80)=殺害事件の審理が行われ、検察側は木嶋被告の車のトランクから検出された炭粉に関する鑑定書などを根拠に、木嶋被告が安藤さん宅に練炭を持参したと指摘した。
検察側は前回の公判で、木嶋被告が事件当日、安藤さん宅近くのスーパーに車を駐車、何かを持ち出して安藤さん宅に向かう防犯カメラの映像を証拠として提示している。
検察側はこの日、この車のトランクなどから検出された炭粉と練炭の成分が一致したという鑑定書を朗読。木嶋被告が安藤さん宅に練炭を持ち込み、犯行に及んだと指摘した。
弁護側は冒頭陳述で、安藤さん宅の火事はたばこの不始末による失火の疑いがあると主張している。
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