任期満了に伴う前橋市長選挙は、19日、投票が行われ、無所属の新人で、自民党とみんなの党が推薦する、山本龍氏が、初めての当選を果たしました。
前橋市長選挙は、開票が終了しました。
▽山本龍、無所属・新、当選、6万5173票。
▽高木政夫、無所属・現、5万1552票。
▽亀田好子、無所属・新、9650票。
▽樋口和彦、無所属・新、7037票。
自民党とみんなの党が推薦する山本氏が、現職の高木氏らを抑えて、初めての当選を果たしました。
山本氏は52歳。
小渕恵三元総理大臣の秘書を務めたあと、群馬県議会議員に4回当選し、この間、群馬県知事選挙に立候補して落選しました。
今回の前橋市長選挙は、3期目を目指す現職の高木氏に、自民党とみんなの党が推薦する山本氏らが挑む構図となりました。
選挙戦で、山本氏は、地域経済の活性化を最優先の課題に掲げ、中小企業を支援して毎年1000人の雇用を生み出すことや、空洞化が進む中心市街地に市民が集うイベント広場をつくることなどを訴えました。
そして、推薦を受けた自民党やみんなの党の支持層に加え、いわゆる無党派層からも一定の支持を集め、初めての当選を果たしました。
当選した山本氏は、「中心市街地の活性化や雇用の創出に最優先で取り組みたい。今回の当選は、責任重大な使命を与えられた思いだ。市民の立ち上がる力を引き出しながら、前橋の新しい価値を創造していきたい」と述べました。
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