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2・3号機取水口 変化なし

2月19日 19時17分

東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で18日採取された海水に含まれる放射性物質の濃度は、前の日と比べ大きな変化はありませんでした。

福島第一原発の周辺では、去年4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで東京電力が海水を採取し、放射性物質の測定を行っています。
18日、2号機の取水口付近で採取した海水からは、1cc当たりセシウム134が国の基準の1.1倍の0.068ベクレル、セシウム137が0.93倍の0.084ベクレル検出されました。
また、3号機の取水口付近ではセシウム134が基準の2.0倍の0.12ベクレル、.セシウム137も2.0倍の0.18ベクレル検出されました。
いずれも前の日と比べ大きな変化はありませんでした。
一方、18日、福島第一原発周辺の沿岸4か所で行った調査では、2か所で放射性セシウムが検出されましたが、基準を大幅に下回りました。