社会
原発再稼動で市民団体が県に申し入れ
(愛媛県)
福島第一原発の事故を受け、脱原発を訴える市民団体が県に対し伊方原発の再稼働を認めないよう申し入れました。申し入れをしたのは四国ブロック平和フォーラムなど5つの団体で、代表者が県に要請書を手渡しました。要請書では、伊方原発は中央構造線からおよそ6キロメートルのところに立地して危険な上、運転差し止め訴訟を提訴したことから再稼働を認めないよう求めています。また要請書では、使用済み核燃料プールの安全性をさらに高めるよう県から四国電力に求めることなども申し入れています。この申し入れに対し県の山口道夫原子力安全対策推進監は「再稼働については国の安全に対する考え方と四国電力の姿勢、地元の理解の3つの要件が揃わないと判断できない」と答えていました。
[ 2/17 17:50 南海放送]