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東京都 高校生の海外留学支援へ

2月19日 9時58分

東京都 高校生の海外留学支援へ
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東京都は、国際的に活躍できる人材を育てようと、海外留学にかかる費用の一部を助成するなどして、今後10年間に都立高校の生徒延べ3000人に留学してもらう取り組みを始めることになりました。

文部科学省などによりますと、海外に留学する日本人の数は、平成16年に8万人を超えたのをピークにその後減り続け、平成20年には6万7000人にまで落ち込んでいます。
こうしたなか、東京都は、海外留学や海外で仕事の研修を受けることを通して国際的に活躍できる人材を育てようと、今後10年間に延べ1万人の若者を支援する取り組みを始めることになりました。
このうち都立高校の生徒については、10年間に延べ3000人に留学してもらう計画で、新年度・平成24年度以降、海外留学やその準備にかかる費用の一部を助成することにしました。
留学する高校生たちは、まず国内で語学の研修を受けたり、経済団体の役員から海外でのビジネスについて講義を受けたりしたうえで、2年生の秋から1年間、海外の高校に留学して学ぶということです。
東京都は「挑戦する意欲を引き出し、世界を舞台に活躍できる国際感覚豊かな若者を育てたい」と話しています。