シンチレーション式放射線測定器

東海大学工学部生命化学科 水谷研究室

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概要

 サンゴバン社のCsI(Tl)シンチレーション結晶(結晶シンチレーター)が広く入手可能(2011.12現在、秋月電子通商)になったようです。シンチレーション現象を応用すれば効率よく放射線を計測することができます。ここでは、このシンチレーション結晶を用いた放射線測定器(線量計)を紹介します。
 シンチレーション発光の検出にフォトダイオードを用いる場合は、半導体で直接に放射線を検出する場合と比べると、得られる信号は小さくなります。10〜100 pAの光電流に相当する信号を検知することになりますので、いくつかの工夫が必要で、ノイズを下げて感度を高めることがポイントとなります。ここで取り上げるのは、10 pA程度の信号でも検出できる回路です。シンチレーション結晶とフォトダイオード以外はごく一般的な部品ですが、これでそれなりの性能が実現できます。直接式と比べると多少進んだ内容を含み、以下の解説ではいくらかの予備知識を前提としていますが、ポイントをおさえれば製作自体は難しくありません。

overall detector 左が全体像です。上のアルミケースがフォトダイオードが入っている部分です。この部分は電気的にシールドすることが必須で、アルミケースにおさめています。用いたのは直接式と同じYM-65(タカチ電機工業)です。ケースに窓を開けなくても、50 keV以下のX線が検出できます。線量計としてはガンマ線が測定対象ということになります。計数や換算は下の部分で行います。液晶に隠れていますが、使用経験があることと入手しやすいことからMicrochip社のマイコンPIC18F14K50を使っています。USB接続も可能です。全体をABS樹脂ケースにおさめ、大きさはおよそ縦115 mm、横80 mm、厚25 mmです。
 右の写真はアルミケースの内部です。検出は直接式と同様にPINフォトダイオードS6775(浜松ホトニクス)で行います。本来は暗電流のより小さいものが適していますが、面積が広く、安価で簡単に入手可能という点からS6775を用いました。基板は3 mmのスペーサを入れてネジ止めし、回路図のとおりアースをとっています。写真では緑のAGNDを回路検討のために引き出していますが、外にブラブラさせておくとノイズの原因になりますので、完成時には取り外してあります。

crystal crystal crystal CsI(Tl)結晶の取り扱いは、湿度の高くない環境(エアコン程度で可)で、ビニールまたはゴム手袋を付けて行います。あらかじめ配線の向きを考慮してPINフォトの足を曲げておきます。PINフォトの検出面にミネラルオイル(Sigma Aldrich社M5904; ジョンソンベビーオイルで可)をわずかに付けて、結晶の研磨面に密着させます。ミネラルオイルの屈折率はおよそn = 1.48です。周りをテフロンテープ(もともと包装で巻かれていたもの)で巻いた後に、黒ビニールテープをさらに巻いて遮光してあります。

回路図

circuit

 暗電流ノイズを小さくするため、PINフォトダイオードの逆バイアスは意図的にはかけない回路を用いています。するとPINフォトの端子間容量は大きくなるので、それを補償する工夫が必要になります。この回路では、周波数特性を改善し、アンプ由来のノイズを下げるため、FETによるブートストラップを用いています。U1のFETはこの種の回路で時々見かけるもので(例えば下記参考文献[1〜4])、フォトダイオードの端子間電圧を一定にする働きをもちます。するとD1の端子間容量にたまる電荷も一定となり、光による電荷は外へ出るしかなくなります。このためアンプ側から見ると、PINフォトの容量(S6775で200 pF)は、より小さいFETの入力容量(2SK170で30 pF)に置き換わったようになります。この回路では、この入力側の容量Cdと帰還コンデンサC1の容量の比(Cd+C1)/C1が小さいほどノイズレベルは小さくなるため[4]、微小な信号の測定ではこれらの点が重要になります。また、シグナル強度は基本的にはC1に反比例するので、C1を小さくすることも有効ですが、その最小値は以下で述べるとおりR2, CdとU2のGBWで決まります。U1については、実測でId = 0.58 mA、Vgs = -205 mVです。このVgsでD1に弱い逆バイアスがかかっています。実際に用いた素子は、Vds = 3 VでIdss = 5.2 mAでした。Idss小さめで逆バイアスも小さめになりますが、この回路定数でGRランクなら選別せずに使用可能です。Idssが決まっていれば、R1を調節してVgsすなわち暗電流をより小さくすることもできます。その場合は、電池電圧が変化した時のことも考えて値を決めて下さい。ブートストラップのFETをオペアンプにすれば[4]、D1にかかるバイアスはゼロになりますので、暗電流をより小さくすることが可能です。
 ガンマ線によるCsI(Tl)発光の時定数は、速い成分では0.7 μs程度とされています[5][6]。S6775の応答性について詳しいことはわかりませんが、発光に追いついているとすると、この回路のU2はD1で発生した電荷を電圧に変えるチャージアンプの働きをしていると解釈できます。この場合、C1 = 1 pFであることから、単純計算では1 fC(フェムトクーロン)の電荷が1 mVに変換されます。これがR2で放電され、時定数60 μsのパルスになります。あるいは、U2の働きを電流−電圧変換ととらえれば、光電流100 pAが1 mVに相当することになります。
 このように、U2は放射線を電圧パルスに変換する働きをもちます。660 keVの光子1つがシンチレーション結晶に吸収され、可視光に変換されたとして、その可視光の光子全てがD1に入れば、生じる電荷は5 fC程度と計算されます。実際にはD1に捕捉される割合も考えると生じる電荷はそれ以下で、ガラスエポキシ基板でも絶縁抵抗が充分ではありません。そこで、PINフォトダイオードのアノード側〜オペアンプU2の反転入力(太線部)は必ず空中配線とします。U2の入力側に見込む容量をFETのCiss = 30 pFとすると、NJU7034Dでfu = 1.5 MHz、R2 = 10 MΩであることから14 kHzあたりが上限になります。そこで、帰還コンデンサC1 = 1 pFとしてfc = 16 kHzに設定しています。これで上述のパルス幅が決まります。さらに詳しくは成書[4]を参照して下さい。その出力がU3とU4の反転増幅回路でさらに増幅されます。C2とC4で高域が決まり、fc = 53 kHzです。低域はC3を考えると3 kHz程度から下がります。これらによる計算上の電圧利得は、10 kHzが頂点で210倍、両側でガウス関数様に減衰し1.2 kHzまたは50 kHzで100倍です。この検出器部分は、少し変更すれば光電流で10 pA相当でも検出できます。
 製作では回路図中の点線部分をアルミケースにおさめます。実際の出力をいろいろ検討してみると、300 mV超のパルスが出ているようです。それがVR1で設定するしきい値(200 mV)を超えた時にPICに割り込みがかかり、AD変換して電位を記録します。シグナルの強度は、おおむね予想どおりです。ノイズは、この回路ではPINフォトの暗電流が主要成分で、アンプ由来のものは上述のブートストラップにより比較的小さくなっています。全て暗電流としてもS6775のスペックよりずいぶん低い値(PIC未接続時、20℃、U4出力で40 mVrms)ですが、帯域などの条件によるのだと思います。一般に、フォトダイオードは周囲温度が高くなると暗電流が大きくなり、特に今回用いたPINフォトでは30℃超で無視できないレベルになってしまいます。夏の戸外等では、しきい値を設定しなおす必要が出てくると予想されます。
 PICマイコン周辺や液晶への接続、USBコネクタの接続などは、直接式と同様です。ノイズ対策として電源を検出器とPICで分離し、単4電池を2本ずつ計4本を用いています。消費電流は実測で、制御・計数部分がPICのFosc = 8 MHzのとき3.2 mA、検出器部分が4.1 mAです。NJU7034Dは3 V程度で動作可能です。PICは3 Vで動作しますが、液晶のVoにVdd - 4.5 Vを必要とします。このため、倍電圧整流回路(D5, D6, 1 μF x 2)で負電圧を作ります。検知音にPICのECCPを使いますので、それを常時作動させてこの負電圧発生に流用しています。
 反省点としては、SW2と並列の0.1 μFはスパイクを出すようなので、やめた方がいいと思います。VUSBの0.1 μFは、データシートでは0.22〜0.47 μFが推奨されています。

[1] Teare (1974) Low noise detector amplifier. US patent 3801933.
[2] Hoyle & Peyton (1998) Bootstrapping techniques to improve the bandwidth of transimpedance amplifiers. In IEE Colloguium on Analog Signal Processing (Ref. No. 1998/472).
[3] 邦文では Brisebois (2006) 小面積と大面積のフォトダイオード用の低ノイズ・アンプ.リニアテクノロジー,デザインノート 399.
[4] 教科書としては Graeme (1995) Photodiode amplifiers: op amp solutions. McGraw-Hill.
[5] Valentine et al. (1992) Temperature dependence of CsI(Tl) gamma-ray scintillation decay time constants and emission spectrum. Proc. SPIE 1734, 32.
[6] Syntfeld-Kazuch et al. (2008) Light pulse shape dependence on γ-ray energy in CsI(Tl). IEEE Trans. Nucl. Sci. 55, 1246-1250.

部品表

参考のための部品表です。製作時に全部を買ったわけではないのですが、単純に合計すると1万円弱です。全て通販で入手できるのではないでしょうか。

種類品名・規格価格入手先など
シンチレーション結晶10 mm x 10 mm x 10 mm4500円秋月電子通商、他サイズでも可
IC等NJU7034D2ヶ300円秋月
PIC18F14K50-I/P170円秋月
2SK170GR84円マルツパーツ、低雑音JFETで可
Cissが小さくYfsの大きいもの
S6775500円秋月
1N4148 x 4ヶ50ヶ100円秋月、小信号用なら何でも可
1SS133(共立エレショップ@5)など
3 mm LED 緑21円共立、なくても可
液晶SD1602HUOBバックライトオレンジ900円秋月、表示がいらないなら不要
ピンヘッダ計12 pin分以上上記に付属秋月
L型ピンヘッダ計8 pin分以上40 pin 50円秋月
ジャンパーピン緑2.54 mmピッチ20ヶ100円秋月、なくても可
水晶発振子6 MHz5ヶ200円秋月、12 MHzも可
圧電サウンダ外径16.5φ73円共立、音がしなくていいなら不要
セラミックコンデンサ1 pF x 1ヶ10円共立
15 pF x 2ヶ@10共立
27 pF x 2ヶ@10共立
0.1 μF x 3ヶ10ヶ100円秋月、セラミック以外も可
1 μF x 2ヶ10ヶ100円秋月、セラミック以外も可
フィルムコンデンサ0.0047 μF x 1ヶ10円共立、マイラなど
0.047 μF x 2ヶ@10共立、マイラなど
電解コンデンサ100 μF x 1ヶ10円秋月
1/4W金属皮膜抵抗10 MΩ x 1ヶ52円マルツ
2.7 kΩ x 1ヶ21円マルツ、JFETを変えた時は要検討
1/4Wカーボン抵抗200 kΩ x 2ヶ10ヶ40円共立
47 kΩ x 1ヶ10ヶ40円共立
27 kΩ x 1ヶ10ヶ40円共立
10 kΩ x 3ヶ10ヶ40円共立
2 kΩ x 1ヶ10ヶ40円共立
560 Ω x 5ヶ10ヶ40円共立
半固定抵抗20 kΩ x 1ヶ50円秋月
スイッチプッシュスイッチMS-402-K94円マルツ、プッシュスイッチなら何でも可
トグルスイッチ6Pシャーシ取り付けタイプ90円秋月、2回路ON-ONなら可
ピンソケット8 pin x 1ヶ30円秋月
5 pin x 1ヶ20円秋月、1 pin引き抜いて使用
ICソケット20 pin 丸ピン60円秋月
USBコネクタUSB-B50円秋月、USB接続しないなら不要
基板ガラスエポキシ72 x 48 mm x 2ヶ@60秋月
電池ボックス単4 x 2用 x 2ヶ@50秋月
電池単4 x 4ヶ4ヶ80円秋月、一般用で可
アルミケースタカチYM-65409円共立
外ケースABS樹脂ケース112-TS120円秋月
ボルトプラス小ねじM3x25 mm x 2ヶ10ヶ105円マルツ、DIY店でも入手可、樹脂製可
プラス小ねじM3x10 mm x 2ヶ20ヶ115円マルツ、DIY店でも入手可
ナットM3 x 8ヶ50ヶ178円マルツ、DIY店でも入手可
ジュラコンスペーサM3用 3 mm x 2ヶ@10共立、DIY店でも入手可
M3用 5 mm x 2ヶ@10共立、DIY店でも入手可
配線用コード一般的なもので可例えば10 m 300円共立、DIY店でも入手可
PICkit用延長ケーブルQIケーブル6S-6P140円共立


注1)手持ちのもの等を使ったので実際には購入していないものも多くありますが、たぶんこれで作れると思います。
注2)製作にはドライバ、ニッパ、ペンチ、半田ごて+半田、ドリル+ドリル刃等の工具類(DIY店など)、テスタ(@1000 秋月など)、PIC書き込みのための器具(PICkit2 @3500 秋月など)+パソコン+ソフト(ダウンロード)などが必要です。シンチレーション結晶の取り付けには、上記の他にテフロンテープ(結晶の包装を流用可)、ミネラルオイル、黒ビニールテープを用いました。
注3)ICSPのコネクタはスペースの関係でL型ピンヘッダを用いたため、QIケーブルをPIC書き込み器の接続に使いました。

基板

pcb1 pcb1 検出器です。左が部品面、右が裏返したところです。 基板中央上にシンチレーション結晶を取り付けたPINフォトダイオードS6775があります。アノードは、基板に通さずに空中配線でU1のゲート端子やU2の2番端子などに最短距離で結線します。ダイオードD2は定電圧源に用いていますが、回路を検討するうちに付け加えたので、基板裏側になってしまっています。初めから配慮すれば表に取り付けられると思います。基板右下C3などは振動特性を考えて一応フィルムコンデンサにしています。緑のAGNDは外の回路には接続せず、アルミケースに1点アースしています。

pcb2 pcb2
PIC部分です。左が部品面、右が裏返したところです。ケースにおさまるように配置したぐらいで工夫はありません。中央にPIC、下に液晶用のコネクタがあります。液晶は取り外しています。右のUSBコネクタの上面には液晶の裏側が接触しますので、絶縁のためにテープを張る必要があります。PICに隠れていますが、その下にもコンデンサ3つを実装しています。左上LEDはハートビートのデバッグ用です。緑のJP1をはずせば点滅しないようにできます。基板を無駄に小さくしてしまい、裏側の結線が多くなってしまいました。もう少し大きめにすれば余裕を持って製作できると思います。ケースへの実装では、まず5 mmのスペーサと25 mmのM3ネジ・ナットで液晶をケースに取り付け、さらにこの基板を2階建てにして、ナットではさんでネジ止めしています。

線量率計算

以下の表の密封線源(チェッキングソース)をシンチレーション結晶前面から100 mmの位置において、計数効率を検討しました。点線源であると見なして値を求めています。表中の線量率は、五十棲ら「放射線施設の遮へい計算のための数値表の改善」日本放射線安全管理学会誌 9(1), 26-46 (2010) の線量率定数表のガンマ線・X線での係数に基づいた計算値です。

核種半減期(年)放射能(kBq)エネルギー(keV) 線量率(μSv/h at 100 mm)カウント(cpm)計数効率
60Co5.27148.3321333, 1173 0.25594.50.119
137Cs30.0733.36662 0.260141.30.104
133Ba10.5121.48365, 303他 0.13632.00.0229
22Na2.60192.0261275, 511 0.057826.70.0725


シンチレーション結晶を使っているのでそれなりの計数効率になっています。NISTの吸収係数(NIST Standard Reference Database 126)を参考にして600 keVのガンマ線が厚さ10 mmのCsIに吸収される割合を計算すると0.152です。従って、この計数効率は妥当だと思います。

この結果から、この回路では500〜1500 keVのガンマ線ならば、1分あたりのカウント数(cpm)を400〜500で割ると線量率(μSv/h)が得られ、カウント数を24000〜30000で割ると線量(μSv)が求められることになります。詳しい考察は直接式検出器を参照して下さい。また、VR1で設定した200 mVは、400 keVぐらいに相当すると考えられ、表の結果からもその傾向が読み取れます。シンチレーション式ですのでエネルギー分解できますが、今回用いた制御部は記憶容量が限られます。ファームウエアでは一応波高分析して推定される光子エネルギーから線量を求めていますが、USBで取り出せるのはカウント数(cpm)の結果だけです。662 keVでの係数としては0.00184 μSv/h/cpm, 0.0000307 μSv/countを用いています。

電子機器の中には、まれに極端に強いノイズを発生しているものがあり、ここでとった対策では充分でない場合があります。また、手でネジを触れた時などに、人体を通して静電気やノイズが入ることもあります。上の表の検討は室温およそ20℃で行っていますが、夏の戸外等で気温が高い場合には、暗電流が大きくなりカウントが増えることが予想されます。測定環境には充分注意し、異常なカウントが出た場合はこれらの可能性も考慮して下さい。

ダウンロード

PICファームウエア

PICファームウエア 2012.2.19更新。AD変換、エネルギー分解、計数、線量率計算等のための基本部分と、マウスと同じHIDデバイスとしてUSB接続する機能を含みます。HEXファイルをそのまま書き込めます。作成にはMicrochip社のUSBライブラリや各種技術資料を参考にしました。ソースコードも公開しています。

LCDdisp 基本的には直接式と同じです。上が線量率、下が積算線量です。右上は検知音が有効であるサインと、よくある電池残量の表示です。右下は計数時間です。表示切り替えは黒のプッシュスイッチで行います、線量表示で検知音有効→線量で音無効→カウントで音有効→カウントで音無効の順で変わります。液晶右上が電源スイッチです。起動後しばらくはU1のIdが変化していきますので、1-2分はカウントに影響するかもしれません。

ホスト(パソコン)側ソフト

ホスト(パソコン)側ソフト 2012.1.29更新。USBでデータを読み込んで時間経過を表示します。作成にはMicrochip社のUSBライブラリや各種技術資料を参考にしました。ソースコードもサブフォルダに入っています。

LCDdisp 「Sampling」にデータ取得間隔(秒)、「Dose coefficient」に線量率を求めるための係数を入れて「Start」とすると、データ取得間隔ごとに計測値を読み込んでプロットしていきます。表示単位は「Count rate」時間当たりの計数(cpm)か、「Dose」線量率(μSv/h)を選択できます。左側の上下三角でスケールを変えられます。今回用いた制御部は記憶容量が限られ、波高から求めたエネルギー値は転送できません。時間当たりの計数(cpm)を「Dose coefficient」で線量換算しているだけです。「Dose coefficient」は0.002 μSv/h/cpmがいいと思います。

ここに掲載した情報は検証はしていますが、その利用した結果については種類にかかわらず責を負いかねます。ご自身のご責任でお使い下さい。放射線の生物学的影響や原子力工学等は専門外ですので、詳しいことはわかりません。

専門知識の社会還元
水谷研究室
生命化学科
工学部
東海大学