『まるで浮草のように』

いつも突然ですが。

小崎さんからメールが来ました。
出張中だそうで、ひとり寝の彼。


すかさずワタシはこの前保存してた「足」の画像をプレゼントしました。

そしたら調子にのった彼からも際どい画像が送られてきました。

引き締まった裸の上半身。

顔は写ってなくても、嬉しそうな表情が目に浮かびます。

思わずドキドキしちゃって…。


男性が女性の身体の写真に興奮するのは分かる気がしますけど、これまで男性の裸の写真見ても何とも思った事なかった。
なのに今回は自分でもびっくりするくらい興奮しちゃいました。

それは多分、彼だからこそで…。
あぁ。。
またこの胸に抱かれたい…なんて、リアルに思っちゃった。


罪作りな彼。

でも彼も。
どうやら眠れなくなったらしいです。


おあいこだ。

皆さまお盆をどんな風にすごされてるんでしょう？

我が家は息子は帰省してきてますが友達とお出かけ。
娘は明日帰って来るようで、今日は布団を干したり掃除したりして準備をしました。


昨日のワタシは普通に出勤。
社内で出逢う人みんなに「お盆なのにお仕事ですか！」と驚かれました。
皆さん男性社員で、年齢に関係なく『家庭を持つ奥さまはみんなお盆は家にいる』ってイメージでいらっしゃるみたいです。

でも圧倒的に人数の減ってる社内は、なんだかのほほんとした雰囲気が漂ってて、いつもは話さないような人とまで楽しく話ができて、結構楽しかったです。


小崎さんからは、その後一回メールをもらいました。
お祭りのちょうちんの画像を一緒に送ってきてくれて、少しだけお祭り気分のお裾分けしてもらった感じです。

最近いつも写メしてくれる小崎さん。
でもワタシから写メしたことあまりないなぁ…と思って、夜のベッド、間接照明で『足だけ』をちょっとセクシーに撮影。
次のメールに添付しようと彼の返事を待ったんだけどそれっきり…(笑)


結局『足』は送らないまま保存中です。

この次は送ろうっと。


クロちゃんからは、だいぶ経ってから返事をもらいました。
やっぱり雨の被害が少しあったようです。

鉢を送ってもらう頼み事があって聞いてみたら、忙しい最中にも関わらずすぐに送ってくれて感激。

やり取りメールでする中で、「わからない事があったら いつでも電話してください」とあって、何だかドキッとしてしまった。
原則まず電話をしたりしないワタシ。
いくら業務上の話だとはいえ、何故か意識してしまう。。


結局電話する必要もなく全てはうまくおさまって。
最後、彼の口座に振り込みして、出てきた明細の印字された彼の名前と、その下に並ぶ自分の名前をただボーッと見てました。


何なんだろうなぁ。
このなんとも言えない感覚。


もうすっかり、彼への気持ちは落ち着いたんじゃなかったの？

遠くで花火大会の音が聞こえます。


去年までは子どもと出かけた花火も、今年は行く相手が見つからず。。
音を頼りに部屋から外を伺えば、15キロは離れてる山の向こうの空がチラチラと明るく瞬いてます。


なんか。
惨めだ。


小崎さんの住む街にはたくさんお祭りがあって、特にこの時期とても賑やかです。
そんなニュースをテレビで見ながら、多分お手伝いで奮闘してるだろう彼の姿を思い浮かべます。
或いは、そんなお祭りに奥さまや子どもさん達を伴って出掛けたりもするんでしょうね。


羨ましいと言う感情は極力持たないようにしてますが、それでも時に切なくなります。


今後ある花火大会、ひとりで行っちゃおう。

家で音だけ聞いてるよりはマシだもの。

その後小崎さんからのメールは来なくなって、なぜかホッとしてたりします。

ワタシがねだったのにね。
変なの。


だけど彼、表ブログを頻繁に見に来てくれてるみたいで。
閲覧ページもわかるので、彼の見てたページを見てみたら。。


うふふ。
彼、10日に一度くらい、あの画像を見てるみたいです。

そう。
揚げ物してて火傷した鎖骨あたりを写した画像。

なぜかハマっちゃったんでしょうね。
とっても小さな画像なんだけど。

どんな気持ちで見てるのかな〜？

大体想像できるけど(笑)

その後、一昨日も昨日も、小崎さんからメールが来ました。


数ヶ月待たなくちゃいけなかったメールが毎日届くなんて夢のようなんだけど。
あまりに度々だと怖くなってしまう。

リスクも増えるし、これが当たり前になってしまうことも。。


でも、メールを欲しいと言ったとたんにこうしてお願いをきいてくれるのは、実は彼もワタシへのメールを遠慮してたのかな。
いろんな事、まだまだ互いにわからないことばっかりで。
もっともっと話をしなくちゃいけないなぁ。


安心して彼に会えそうなのはどうやら年末。

「ずいぶん先でごめんね」

でも大丈夫。
待てるから。

そう言ったら、「でも出来ればどこかでちょっとだけでも会いたいね」と言ってくれました。


感情のままに会えば危険を孕むから。

セーブしつつ、そして時には少し緩めつつ。


これからもやっていこう。

友達や行政関係の飲み会が続きました。
そして最近、そのあと決まって後ろめたい気分になります。


友達の方は、ワタシ達夫婦仲の事や小崎さんのことも多少知ってくれています。
彼との関係が、再び復活した事を喜んでもくれるくらいだから、少しは気が楽ですが。

行政関係の顔ぶれは、女性はどなたも良妻賢母な方々ばかり。
男性も、バカな話は勿論しますが、でもとっても真面目な方ばかりで…。
本当のワタシを知ったら皆さんひいちゃうだろうなぁ。。


対外的には、“どんなこともそつなくこなせて人柄も良くて”と見られているらしいワタシですが、でも本当はそうじゃない。
断れないから色々引き受けてしまって、仕方ないからやむを得ずやってるだけ。
余り敵を作りたくないから、みんなとも上手くお付き合いしてるんだし。


うわべだけ見られてワタシの人となりをまことしやかに語られて。。
そしてそのギャップに苦しんでいます。


小崎さんだって、ワタシのどれだけを知ってるんだろう。

勿論、誰にも見せない部分を彼には見せることもできるけど。
でもそれはほんの僅か。

思えば、彼との間にした会話なんてごく少なくて、当たり前だけど互いに分かりあえてるなんて只の妄想なんじゃないかとさえ思う。
そんな事考え始めると行き詰まっちゃうんだけど。
「そんな考え過ぎずに気楽にいきましょ」ってニコニコ顔の彼の顔が浮かびます。


はぁ。。
ふたりの時間が満たされてればそれでいいの…？

って。
また考えちゃって。


目的地のない彼とのこれからが、なんだかセツナイ。


「誘いはしたものの、子どもさん達も帰省されてたら良いお母さんしなくちゃいけないんじゃない？」


で結局。
海辺で…と言うシチュエーションを優先させると、余り時間も取れないし。
なのでもっと安全でゆっくりな日を…と、約束は先送りになりました。

でもワタシは聞き分け良く、その日を待ちます。
いつものように、それしか方法が無いんだから仕方がない。

でもひとつ。
初めて彼にわがままをいいました。

思い出した時でいいから、せめてメールをください…って。

「わかった。時々密かに発信しようね」

そんな返事を何度も何度も画面で確かめるワタシです。

小崎さんやクロちゃんの住む辺りに雨の被害が出ていたので随分心配してたのですが。
様子を知る手だてが何もなく、やきもきしていました。


クロちゃんには、一応被害の様子を伺うメールをしたものの返事がなく、ちょっと心配。
ただ温室の方は、冠水したものの花は大丈夫…とお父さんの方のホームページにあったので一安心です。


そして昨夜、小崎さんからメールがありました。

彼の家には被害もなく、逆に被災者の方の救援に回っていたとのこと。

ほんとにホッとして、そして彼らしい行動に頼もしく思いました。


もうダメかな。。と諦めていた夏の夜のふたりの時間も、ちゃんと作ろうと考えてくれていて、それもとっても嬉しかった。


あー。
ワタシって、今 彼に生かされてるんだなぁ。

オーバーだけど、そう思います。

妊娠騒動で、改めて色んな事を考えたこの2週間でした。


よくよく考えれば、最初からのちゃんとした避妊はしなかった訳です。
いよいよ…と言う時には、ちゃんとコンドームをつけてくれる彼だから。
結局お任せだったんだな。。と。


そしてそれって、かつて夫に避妊をお任せで、3人目を妊娠してしまった時のワタシと同じじゃないの…と。


あの事があってから、ワタシは夫を受け入れられなくなったのです。
もちろん更にその後、望まない妊娠をしてしまった後も尚、性懲りもなく避妊しなかったから、夫を憎悪したんだけども。


夫と小崎さん。
もしかしたら大きく違わないのかもしれない。

でも、今回の事があっても、ワタシの中の小崎さんに対する気持ちに変化はありません。


いや、おかしい。
何を比べてるんだろう。

全くすべて、何もかも違うのに。


些細な事でも許せない夫。

何があっても許せる彼。。


気持ちはこんなにも違うんだってこと。
今更ながらに、気付いたのでした。

判定薬。

結果はマイナスでした。


ホッとしたのと同時に、でも心のどこかで、少しだけ悲しいような。。
そんな、変な気持ちです。


すっかり覚悟してたから。
気が抜けてしまいました。


この事、次に逢えた時に伝えるべきなのかな。


どちらにしても、今回の事。
反省、です。

実は生理が遅れています。
2週間近く。。


年に一度くらいは、かなり遅れることもあるし。
何といっても50近くにもなれば、徐々に狂ってくるかもしれない。


でも。

身に覚えがないわけではないので。
全く不安がないと言ったら嘘になる。


避妊は、しなかったと言えばしなかった。
何しろ途中でギブアップだったので。。って高校生みたいな事を言ってちゃダメだ。
避妊、してない以上は可能性０ではない。

ついでに排卵日に近い時期だったし。


なのに。

こんな事態なのに、妙に落ち着いてるのは何故なんだろう。


仮に…だったとして、勿論絶対に産んであげられる筈もないのは明確。

それなのに。

何で？


まだ。
まさかね…とたかをくくっている自分がいます。