ぷららのメールについて

〔サブミッションポート(port587)とSMTP AUTH〕の標準提供と〔Outbound Port 25 Blocking〕の適用拡大について

ウイルスメールやフィッシングメールをはじめとした迷惑メールの対策として,迷惑メールの送信を規制する「Outbound Port 25 Blocking(以下、OP25B)」(※1)を適用することで、ぷららのネットワークから発せられる迷惑メールを削減いたします。ぷららでは従来携帯宛のメールにのみOP25Bを実施してきておりましたが、2006年7月26日(水)よりPC宛等の全メール宛にOP25Bの適用を拡大いたしました。
また、既に「Outbound Port 25 Blocking」を実施している他プロバイダーのインターネット接続で、ぷらら会員のメール送信を可能とするため、「サブミッションポート(port 587)(※2)」および「SMTP認証(SMTP AUTH)(※3)」の標準提供を2006年6月1日より実施いたしました。

  • ※1Outbound Port 25 Blockingとは
    ISPのネットワークとインターネットとの接点(ゲートウェイ)でプロバイダーの用意するメールサーバー経由せずに直接送信しようとするメール送信のトラフィック(SMTPが使用するport25)を遮断する。独自に設置したサーバーら動的IPアドレスを用いて配信される迷惑メールの規制に大きな効果を発揮し、昨今の迷惑メール対策の一環として、プロバイダー事業者から迷惑メールを出させない取組みとして実施されている。
  • ※2サブミッションポート(port 587)とは
    従来よりメール送信に利用している[port25]とは別に、メール送信の受付専用に利用するポート(port587)。
  • ※3SMTP AUTHとは
    SMTP Authentication の略。メールを送信する際に、ユーザの認証を行い、許可された場合のみメールを送信可能とする技術。

(参考)ニュースリリース: 迷惑メール対策の強化について(2006年5月9日) 新しいウィンドウで開きます

ご利用可能会員 セット契約をされているお客さま(ぷららライト会員を除く)
ご利用料金 無料(お申し込みは必要ありません)
注意事項 複数メールアドレスサービス」をご利用の場合、ぷららライトご契約の方でも複数メールアドレスは本機能を使用することが出来ます。

本機能を有効にしていただく際は、お客さまのメールソフトの設定が必要となります。以下の設定を、両方共行ってください。

プロパティ→サーバータブを選択→送信メールサーバー→「このサーバーには認証が必要(V)」チェックボックスにチェックを入れます。 〔サブミッションポート(port587)〕

プロパティ→詳細設定タブを選択→サーバーのポート番号→「送信メール(SMPT)(O):」ボックスに入力 〔SMTP AUTH〕

  利用形態 利用機能
(送信ポート等)
送信可否 ご説明
インターネット接続 ご利用メールサーバー (利用メールアドレス)
ケース1 ぷらら網 ぷららメール 587 + SMTP AUTH 対応してる
  • ぷらら標準送信ケースです。
  • 新たに提供するport587とSMTP AUTHを利用し、高セキュリティーでのメール送信を実現します。
ケース2 ぷらら網 ぷららメール 25 対応してる
  • 旧設定での送信ケースです。併用期間中のため、従来通り送信することが可能です。
ケース3 ぷらら網 他社プロバイダーのメール 25 対応してない
  • ぷららの実施する、OP25Bによりメール送信が遮断されます。
  • 他社プロバイダーより提供されるport587等へ設定変更が必要です。詳細はご利用メールアドレスの契約プロバイダーへお問い合わせください。
ケース4 他社プロバイダー網 ぷららメール 587 + SMTP AUTH 対応してる
  • 他社プロバイダーがOP25Bを実施している場合、ぷららメール送信を可能とするために、port587とSMTP AUTHを標準提供しております。
(参考)ケース5 他社プロバイダー網 ぷららメール 25 一部対応してる
  • 他社プロバイダーがOP25Bを実施している場合、ぷららメール送信ができません。送信するためには、ケース4への設定変更が必要になります。
  • OP25Bを実施していない場合は、送信可能です。

「ケース3」でご利用中のお客さまへ

「Outbound Port 25 Blocking」によって、『ぷららインターネット接続』で、『ぷらら以外のメール送信サーバーを利用されている場合、メールの送信が出来なくなります。

「Outbound Port 25 Blocking」で影響を受ける具体的な利用内容

具体例1
ぷららインターネット接続で、他社ISPメール送信サーバー利用されているお客さま。
具体例2
ぷららインターネット接続で、ホスティングサービスのメール送信サーバー利用されているお客さま。
具体例3
ぷららの動的IPアドレス上で、DDNS等を利用して独自にメールサーバー運用されているお客さま。
  • ぷららインターネット接続で、固定IPアドレスを利用された独自メールサーバーホスティング等を含む)で、ご利用の場合は影響ございません。

対処方法について

上記の対象となる会員様におかれましては、以下いずれかの 設定変更を実施くださいますようお願いいたします。

具体例1/具体例2のお客さま
ご利用中の他事業者(他社メール送信サーバーが用意するサブミッションポート(port587)へ設定変更を行ってください。
  • 「サブミッションポートの提供」状況及び「推奨設定」方法は、ご利用中の他事業者へお問い合わせください。サブミッションポートが未提供の場合は、『メール送信サーバー設定』を、ご利用中の「他社送信サーバーから、「ぷららのメール送信サーバー***.mail.plala.or.jp)」へ設定変更することで解消が可能な場合もございます。
具体例3のお客さま
ぷららで用意いたしました「Rate Base Spam Control」を行う中継サーバー経由するように設定変更を行ってください。
  • 中継サーバー:mmr.plala.or.jp

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