「ハッカー日本一」を目指し、全国の学生が情報セキュリティー技術を競う大会の九州予選が18日、九州工業大情報工学部(福岡県飯塚市)で始まった。全国規模は初。
「ハッカー」は本来、コンピューター技術に精通した人。世界中で大会が開かれているが、ハッカーに技術の悪用者のイメージが強い日本ではなかなか開かれてこなかった。
参加者はサーバーから情報を引き出したり、暗号解読に挑戦。「防御には攻撃者の視点を」と出題者ら。ハッカーが「正義の味方」と見直される日も近いか。【伊藤奈々恵】
毎日新聞 2012年2月19日 0時24分(最終更新 2月19日 0時51分)