Jackson History - 歴史 -

80年代前半におけるへヴィミュージックの歴史は、いわば伝統的なスタイルも持つシャーベルギターに取って替わり、時代の必然として登場したこの先鋭的なギターによって彩られていたと云える。

グローバーと彼のスタッフが創り出したギターは、その爆発的な人気と多岐にわたるオリジナルモデルによってメタルギターのスタイルに一石を投じたといっても過言ではない。
この歴史的な時期に次々と生まれた不朽のモデル達は、Kelly、King-V、Soloist、Dinkyなどであり、そしてその後もシグネチャーモデルPC-1や最も異彩を放つスタイルのWarriorなど、斬新かつ積極的なニューモデルが続々と発表されていくのである。

メタルミュージックは、1980年代から1990年代にかけて、大西洋を挟む両大陸で様々な進化を遂げていき、ジャクソンの血統はその多種多様なスタイルを取込み、独自に消化していくことになるが、その根底にあるギター製作における概念は脈々と受け継がれていく。

現代のシーンにおいても、ベテランプレイヤーのPhil CollenやAdrian Smithから、Matt Tuck、Phil Demmel、Mark Morton、Chris Beattieまで数多くの世界的プレイヤーが、その真価を認め、彼らの愛器としている。
また、カリフォルニア州コロナにあるUSAファクトリーでは、マイクシャノンをはじめとする創業期からの歴代スタッフが、かつてより引き継がれた技術と知識、情熱を注ぎ、今日でもそこで比類ないギター製作に携わっている。

これら、現代にまで脈々と、かつ着実に受け継がれた歴史と云う血統が、他の追随を許さない世界的ブランドとして、その存在を世に知らしめんとする所以である。Long Live the Bloodline…

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Kelly Model

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