衣類の大敵は、虫とカビなので、衣類の管理には換気や虫除け対策が必須です。
また、埃も長く付着したままにしておくと取れなくなってしまいます。
ここでは、衣類や靴の保管について考えます。
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高温多湿の気候に適し、軽いのが利点の籐製家具。
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入梅時期だけでなく、1、2月も虫干しを
私は、住宅のリフォームをするとき、けいそう土を原材料とした調湿壁材を、ウォークインクロゼットやシューズインクロゼットの壁に使います。工事をしなくても、エコカラットを棚の上に置くだけでも効果があります。エコカラットは、消臭効果もあるので、下足箱にはとくにおすすめです。
湿気を飛ばすには、昔ながらの
虫干し(外部サイトへ)が有効手段。季節の変わり目に、衣類を虫干ししながら、食べこぼしや、虫に食べられていないかなど、明るいところで点検しましょう。虫干しといえば梅雨入り前ですが、空気が乾燥している1月、2月も適しています。大々的な虫干しが無理なら、天気のよい日に窓とクロゼットの扉、タンスの引き出しを開けて、空気を入れ換えるだけでも効果があります。
ウォークインクロゼットやクロゼットの中で、シーズンオフの衣類が、ハンガーパイプに下げっぱなしになっていませんか?吊しっぱなしにしておくと、ジャケットなら肩口が、パンツならハンガーに掛けたてっぺんが、白っぽくなります。これは、隙間から侵入する埃のせいです。先日クリーニング屋さんに肩が白くなった夫の黒いスーツを持って行ったのですが、クリーニングしても元には戻らないといわれました。これからは、きちんと箱に入れて保管するつもりです。