2012.01.23  住まいのお悩み解決
衣類の大敵は、虫とカビなので、衣類の管理には換気や虫除け対策が必須です。
また、埃も長く付着したままにしておくと取れなくなってしまいます。
ここでは、衣類や靴の保管について考えます。


高温多湿の気候に適し、軽いのが利点の籐製家具。
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入梅時期だけでなく、1、2月も虫干しを

私は、住宅のリフォームをするとき、けいそう土を原材料とした調湿壁材を、ウォークインクロゼットやシューズインクロゼットの壁に使います。工事をしなくても、エコカラットを棚の上に置くだけでも効果があります。エコカラットは、消臭効果もあるので、下足箱にはとくにおすすめです。
湿気を飛ばすには、昔ながらの虫干し(外部サイトへ)が有効手段。季節の変わり目に、衣類を虫干ししながら、食べこぼしや、虫に食べられていないかなど、明るいところで点検しましょう。虫干しといえば梅雨入り前ですが、空気が乾燥している1月、2月も適しています。大々的な虫干しが無理なら、天気のよい日に窓とクロゼットの扉、タンスの引き出しを開けて、空気を入れ換えるだけでも効果があります。
ウォークインクロゼットやクロゼットの中で、シーズンオフの衣類が、ハンガーパイプに下げっぱなしになっていませんか?吊しっぱなしにしておくと、ジャケットなら肩口が、パンツならハンガーに掛けたてっぺんが、白っぽくなります。これは、隙間から侵入する埃のせいです。先日クリーニング屋さんに肩が白くなった夫の黒いスーツを持って行ったのですが、クリーニングしても元には戻らないといわれました。これからは、きちんと箱に入れて保管するつもりです。
収納を考えるときに忘れてならないのは、
モノを正しく管理するということです。
今回は、食べ物と衣類を中心に、管理方法をご紹介します。まずは食品です。

冷蔵庫内では粉の種類別に保存容器に入れて保管する。
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食べ物の管理には冷蔵庫をフル活用

先日テレビの番組で、小麦粉にダニがわいている映像を見て、とてもショックを受けました。小麦粉といった粉類は、たとえ密閉容器に入れていても、開封後1週間ほどでコナダニ(外部サイトへ)がわくそうです。
カビやダニの成育に関わるのは、温度と湿度。両方をクリアできる保存場所は、やはり冷蔵庫です。小麦粉、片栗粉、砂糖の定位置を冷蔵庫にして、開封したら冷蔵庫の中で保管しましょう。ちなみに、私は、パン粉とすりゴマは、冷凍庫に保存しています。冷凍庫でも凍結しないので、出せばすぐに使えます。
保存袋のジップロックも、完全な密封はできないということが、上記の番組で分かりました。ダニの侵入経路と生育に必要な空気をストップするには、真空包装するしかありません。わが家では、肉屋さんでお肉を買うとき、300gの食べきれる量に真空包装してもらい、冷凍しています。味が劣化しにくく、保存時に場所を取らないので助かります。家庭用の真空包装機もあるので購入を検討していますが、とりあえずは、開封後にあまり残らないように、食品はあえて小さなサイズを購入し、また、同じものなら、小分けしてあって1つずつ密封されているものを選ぶようにしています。
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