チーム青森近況報告

2012.02.08

チーム青森代表 佐藤健一

 

今シーズンのチーム青森は、9月から11月までカナダ遠征、12月には青森県選手権トライアル、1月には青森県選手権と東北選手権、そして軽井沢国際カーリング選手権に参加して、いま、2月9日から始まる日本選手権に備えています。

カナダ遠征ではカナダのウエイン・マシューソン氏に帯同コーチをお願いし、ワールドカーリングツアーに参戦しましたが、うち1大会では決勝トーナメントにクオリファイされ、4位となりました。チーム結成間もない昨シーズンと比べ、チームワークが向上し、成長を実感させてくれた遠征でした。

昨シーズンまでは前年度優勝枠でいきなり日本選手権に参戦していたチーム青森でしたが、今シーズンは、まず青森県選手権トライアルから参戦しました。これは、地元カーラーと戦いながら勝ち上がる「代表」意識を醸成する上でもとても良かったと選手たちは感じています。

1月25日から29日までの軽井沢国際には、中国と韓国の男女ナショナルチーム、カナダの女子ジュニアのトップが参戦したことから、今のJAPANの力量を推し量るいい機会となりました。結果、チーム青森はラウンドロビンでカナダ、中国、韓国を破りましたが、中部電力、城西大学、スイスに敗れ、タイブレークでは中国に競り負け、5位に終わりました。試合内容はチーム青森の形に持ち込み、試合をコントロールできる実力を示したものとなりました。

一方、日本代表JAPANの中部電力は、予選でチーム青森から上げた1勝のみ、残り6敗で最下位に沈みました。

日本を代表して海外のチームと戦うべきチーム青森の責任の重さを実感させられた大会になったものです。

 

 

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