センター試験:16年度の出題科目案発表 来春正式決定へ

2011年12月19日 21時27分

 大学入試センターは19日、16年度の大学入試センター試験の出題科目案を発表した。13年4月から高校で全面実施される新学習指導要領に対応した出題教科・科目を検討していた。大学や高校の関係団体の意見を踏まえ、来春をめどに正式決定する。16年度の試験は、現在の中学2年生が受験することになる。

 出題科目は、国語が「国語」1科目で、新指導要領で設定された国語総合や国語表現など6科目のうち、出題範囲を国語総合とし、近代以降の文章、古文、漢文を出題する。

 地理歴史は、新指導要領の世界史A▽世界史B▽日本史A▽日本史B▽地理A▽地理Bの全6科目を出題。公民も、新指導要領の現代社会▽倫理▽政治・経済の全3科目を出題する。

 外国語は、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語の5科目。英語の出題範囲は、新指導要領の7科目のうち、コミュニケーション英語1とコミュニケーション英語2、英語表現1とする。

 数学と理科は4月に公表済み。新指導要領が12年度から先行実施されるため、15年度から数学を数学1など4科目、理科を物理基礎など8科目の出題を決めている。【木村健二】

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