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ピーの熱き願い…トッポ戻ってタイガース完全復活を!

デイリースポーツ 2月18日(土)7時39分配信

ピーの熱き願い…トッポ戻ってタイガース完全復活を!
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 ステージに飾られた虎の刺しゅうの横で笑顔を見せる瞳みのる=三越劇場(撮影・田村亮介)
 グループサウンズの人気No.1を誇った「ザ・タイガース」のドラムス、瞳みのる(65)が17日、東京・三越劇場でトークライブ「老虎再来」を開催し、加橋かつみ(64)を含む同グループの“完全復活”を希望した。昨年9月から今年1月まで行われたボーカル・沢田研二(63)の全国ツアーでは、1971年の解散ライブ以来の復帰を果たした瞳らが集結したが、加橋だけは不参加。中国語研究者でもある瞳は、その上で「(タイガースで)北京の鳥の巣スタジアムでライブをやりたい」と大きな夢を描いた。

 タイガースの最後の1ピース、トッポの復帰を待っている‐。ピーが言葉の端々ににじませた。

 瞳は超満員500人のファンの前で、慶応高校の教員だった08年、元マネジャー・中井国二さんの仲介により、沢田、岸部一徳、森本太郎(64)らと1971年・解散コンサート以来の再会をしたエピソードなどを紹介。再結成に向けて始動した10年には、加橋も参加していたことを明かした。

 瞳は「このときは(加橋も参加した再結成が)何とかなるかなと思っていた」と語ったが、昨年から今年にかけての沢田の全国ツアーに、加橋だけは「沢田のやり方に納得できない」と不参加。オリジナルメンバーによる“完全復活”はかなわなかった。それでも2人が解散時より太ったことに話が及ぶと「(再結成したら相撲のように)まわしをしめなきゃ」と、リードボーカルの2人が勢ぞろいした姿に思いをはせていた。

 完全復活後のさらなる大きな夢も描いた。芸能界引退後、中国語の研究者でもあるだけに「僕は京都から東京、北京に行った。夢は大きく世界へ。鳥の巣で10万人規模のコンサートをやりたい」と中国公演への思いを語った。

 すでに、メンバーにも明かしており「反対こそしないけど、ボーッと聞いているだけ」と本気と受け止められていないようだが、「沢田の『時のすぎゆくままに』は台湾では有名な曲。それに中国では『おしん』が人気ある。(沢田の妻で女優の)田中裕子さんが来てくれたら…」と、真剣なまなざしで計画を披露した。

 関係者は「現在は、加橋が参加する具体的な話はない」としており、中国公演への現実味は薄いが、それも加橋の再結集の呼び水を期待してのこと。沢田も先月の日本武道館ライブで「もう一度全員でやります」と約束しており、期待はつのるばかりだ。

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最終更新:2月18日(土)8時57分

デイリースポーツ

 

沢田研二

歌手・アーティスト・俳優 沢田研二(サワダケンジ)
誕生日:1948年 06月25日
星座:かに座
出身地:鳥取
血液型:A

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