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学部生就職先リスト 大学院生就職先リスト

※学年・所属はすべて取材時のものです。
※工学部は2009年4月、3学群13専攻に再編しました。

就職実績(工学部・工学研究科)  
就職先紹介
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大原勇輝くん 2011年工学部社会システム工学科卒業 椛蝸ム組入社 愛媛県立川之江高等学校出身
いつの日か、大好きな四国ででっかい仕事を!!
 入学した当初は建築設計志望。しかし幅広くいろいろな領域を学ぶなかで、やがて「構造力学」に興味を持つようになりました。3年次後期からは、風洞シミュレーションの第一人者、藤澤伸光先生のもとで、大型の風洞実験装置を使い、「風」が橋梁や建築物に与える影響などの研究に取り組みました。建設会社、中でも総合建設企業(ゼネコン)への就職を希望するようになった直接のきっかけは、インターンシップです。大規模な建設現場で巨大な建築物が作られていく様子に感動し、「でっかいモノを作りたい。でっかい現場で働きたい」という思いを抱いたのです。しかしゼネコンへの就職は超・狭き門。藤澤先生をはじめ、豊富な企業経験・研究実績を持ち、建設業界と強い絆を持つ先生方からの具体的なアドバイスや力強い励ましがなかったら、途中で挫折していたかも知れません。「とことん学生の面倒を見てやろうじゃないか!!」という熱いハートを持ったたくさんの先生方に心から感謝しています。
 4月からは大林組で建設技術者としてのスタートを切ります。最初の勤務地は、恐らく首都圏周辺。でもいつかは大好きな四国に戻ってきて、四国の人たちの心豊かな暮らしを支えるでっかい仕事の現場に立ちたいと願っています。
大原勇輝くん

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岡崎信也くん 2011年大学院修士課程情報システム工学コース修了 潟tァーストリテイリング入社 香川県立高松西高等学校出身
日本が誇るビジネスモデルを世界に広げたい!!
 内定先は「ユニクロ」を展開するファーストリテイリング。大学・大学院で取り組んできたのは、縦列駐車の車間距離に関する研究や、超高感度センサを内蔵した最新のベッド型人体計測システムをどう活用するか、など。大雑把にいえば、さまざまな現象やデータを数理的に解析する、極めて「理論寄り」の分野です。
 それがどこでどう「ユニクロ」と繋がったのか。その原点は、海外留学でした。
 大学3年次の研究室配属で僕が選んだのは、量子力学という超難解な学問を研究する理論物理学者・全卓樹先生の研究室。実を言えば、研究内容そのものより「海外で学べる」ことが魅力でした。海外の研究者と幅広い交流のある全先生は、僕に半年間チェコの大学で研究する機会を与えて下さいました。この海外生活で「日本の優れた技術やビジネスモデルを、もっと海外に広めたい」という思いを抱くようになったのです。日本には世界トップクラスの技術やビジネスモデルがいっぱいある。にもかかわらず、交渉力やビジネス戦略の部分が弱いために、なかなか海外で成果をあげられないのが現状です。イギリス、中国、香港、韓国、アメリカ、フランス、シンガポール、ロシアへと海外展開を図るユニクロ。この魅力溢れるMade in Japanのビジネスモデルを世界中に広げたい。僕自身、ヨーロッパでその先頭に立ちたいと夢を膨らませています。
岡崎信也くん

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井上大樹くん 2011年大学院修士課程知能機械システム工学コース修了 トヨタ自動車鞄社 佐賀県立唐津東高等科学校出身
とことん鍛えられ、念願の自動車会社に
 将来は自動車メーカーで研究開発に携わりたい。この夢を実現させるために、自分を一番成長させられそうな場として配属を希望したのは、「厳しい」ことで有名な蝶野・辻研究室(蝶野成臣教授・辻知宏準教授)。期待通り、というより期待以上に鍛えていただきました。研究の進め方、研究者・技術者としての心構え、さらには人としての在り方、といった部分は、特に厳しかったです。しかし、前向きな失敗で叱られたことは一度もありません。「企業に入ったら失敗は許されない。学生のうちに、どんどん失敗して、失敗からより多くのことを学びなさい」。先生は、いつもそう言って下さいました。トヨタ自動車から寄せられた就職の「推薦枠」に僕を推薦して下さったのも蝶野先生です。「僕で大丈夫でしょうか」と尋ねる僕に、先生が「君ならどの企業でも務まる」と応じて下さったおかげで、不安が払拭できたことにも感謝しています。採用が決まり、蝶野先生が「よかった」と握手して下さった時には、ちょっとジンとしました。先生に握手していただいたのは、その時が始めてだったんです。一方、辻先生の方は「受かりました」と言うと、「そんなの当たり前だろ」と素っ気ないお返事。それもまた、別のうれしさがありましたけど(笑)。
井上大樹くん
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