ＳＤＮ卒業ソングＭＶ、ＡＫＢ柏木が出演

　ＡＫＢ４８のお姉さんグループで、３月いっぱいでメンバー３９人全員が卒業するＳＤＮ４８のラストシングル「負け惜しみコングラチュレーション」（３月７日発売）のミュージックビデオにＡＫＢ４８の柏木由紀（２０）が特別出演したことが９日、分かった。

　ＳＤＮのＭＶでは最長となる約１２分に及ぶストーリー仕立てで、グループ卒業から１０年後に開かれた同窓会で再会するという内容。ＡＫＢの現役メンバーとして初めてＳＤＮのＭＶに登場した柏木は、自身がキャプテンを務めるチームＢでかつて活動をともにした元ＡＫＢメンバーの小原春香（２３）と共演した。

　劇中ではＳＤＮメンバーがさまざまな職業に就き、小原は参院議員に転身。柏木が、小原の著書出版パーティーに“アイドル柏木由紀”として応援に駆けつけ、スピーチするという設定。

　小原以外のメンバーの肩書もユニークだ。キャプテンの野呂佳代（２８）は生命保険会社の営業ウーマン、大堀恵（２８）はクラブママ、三つ子の母親となった浦野一美（２６）はさらに三つ子を妊娠。

　さらには、男性だったとカミングアウトする設定の佐藤由加理（２３）が男装姿を披露し、彼女とケンカするシーンも。その佐藤に告白された経験を持つ設定の芹那（２６）は女優として大成する。

　同曲はこれまでのセクシー路線とは一転して王道のアイドルソング。メンバーの“コスプレ”もファンの目を楽しませそうだ。

【関連記事】
ＳＤＮ、ラストで初の王道アイドルソング
ＳＤＮ有終３位、野呂「絶対忘れません」
みのもんた、ＳＤＮにビデオでエール
３月卒業のＳＤＮ芹那「カレシ作りたい！」
ＳＤＮ野呂、初主演「堂々と演じられる」