【フォトショップの設定3】ブラシ設定編
画像調整に入る前に、Photoshop(以下PS)で私が使用しているブラシ設定を紹介します。
PS7からブラシをかなり自由に調整出来る、ブラシをカスタムするシステムが搭載されました。
ブラシのカスタムは、少し触るとそれなりに奥深く複雑なシステムだと判ると思います。
そのため、PSに慣れてない方は敷居が高く感じ、使用法が判らず挫折する方もいるでしょう。
このブログは、着色に慣れてない方でも塗りコラが出来るように、裾野を広げるのが目的のため、
私が使用しているブラシ設定を公開して、皆様のお力になりたいと思い、記事を書きます。
●ブラシ設定ファイルのメリット・デメリット
メリットは、PSに慣れてない方だと、まずデフォルトのブラシの数が多く、どのブラシを使か迷うで
しょう。そのため、私が塗りコラに使用している6種類のブラシを公開するのでお使いください。基本、
PSCS5向けですが、特殊なブラシはないのでPS7~CSシリーズなら使える可能性も有ります。
(PS6は使えません)
私が使用しているブラシ設定ファイルを使うことで、カスタムする手間を省いてしまいましょう。
デメリットは、、PSCS5以前のバージョンでは使えなかったり、またバグが出る可能性があります。
ブラシファイルは、アンチウィルスソフトで検査しましたが、感染してないとは言いきれません。
何事も100%の安全は有りえないですから。
以上のデメリットを納得された上で、ブラシファイルをお使いください。
●ブラシファイルの公開
ブログではブラシファイルを直接UPする事が出来ないため、テキストファイルに変換してあります。
DLしたらファイルの拡張子を変更するため、エクスプローラーは拡張子を表示する設定にして
ください。拡張子を表示してない設定の方は、「フォルダ 拡張子 表示」で調べると詳しい方法を
書かれているサイト様が出て来るので参考にして下さい。
①下の2つのサムネイルをクリックして、テキストファイルを適切な場所にダウンロードします。
左の[tora_brushes]は、PCスペックに余裕がある方向けのブラシです。
右の[tora_brushes_light]は、PCスペックに不安がある方向けのブラシです。
一応、右のファイルは左のファイルより、ブラシの使い勝手が軽くなるように設定にしたので、
皆様のPCスペックと照らし合わせて、どちらのブラシファイルを使用するか判断してください。


両方のブラシファイルをダウンロードして、どちらが合うのか試して判断してもいいでしょう。
②皆様の適切なフォルダにダウンロードしたら、エクスプローラーからテキストの拡張子をファイル
名を変更する要領で「.abr」に変換してください。 PSがインストールされていると下の画像ような
サムネイルに変わります。これでブラシファイルを読み込むための下準備は終わりです。

●ブラシファイルの読み込み方
PSを起動してください。ブラシファイルを読み込む方法はブラシプリセットウィンドウから行います。
ブラシプリセットウィンドウを表示してない方は、【フォトショップの設定2】内の[ウィンドウアレンジ方法]
をご覧になり表示させてください。■リンク■ 【フォトショップの設定2】フォトショップのレイアウト編
①ブラシの保存方法
私が作ったファイルを読み込んで、ブラシのバグが発生した場合に備えるため、皆様のブラシファイルを
保存してください。"ブラシプリセット"ウィンドウ右上のボタンをクリックすると、右にウィンドウが出て来ます。
右ウィンドウ内の、[ブラシを保存…]を選択すると"保存"ウィンドウ出るので、適切な場所に保存してください。
(保存場所はいっそデスクトップでも構いません)

ブラシ設定を読み込んだ後に元の設定に戻す方法は、上の画像で選択しているブラシを保存の
すぐ下にある[ブラシの置き換え…]を選択して、保存したファイルを読み込むと元通りになるはずです。
②ブラシの読み込み方
"ブラシプリセット"ウィンドウ右上のボタンをクリックすると、右にウィンドウが出てきます。ウィンドウ内の、
[ブラシファイルの読み込み…]を選択すると"読み込み"ウィンドウが出るので、ブラシファイルを保存した
場所に移動して、拡張子(abr.)のブラシファイルを読み込んでください。プリセットに6個のブラシが追加
されるはずです。

●ブラシの紹介
読み込んだブラシを紹介します。今後の記事でも、簡単にブラシを指定できるようブラシ番号を振りました。

○全てのブラシに、筆圧を弱くすると線が細くなるシェイプ機能が付いています。
筆圧のシェイプはペンタブレットをお使いの方しか利きません。マウスをお使いの方はシェイプ機能は
使えませんが、普通のブラシとして使うことは可能です。
①ノーマルブラシ
筆圧で透明化しないため、主にベタ塗りに使います。ブラシの淵はシャープです。
②ノーマル+透明化ブラシ(ペンタブレットのみ)
筆圧の強弱で透明化するため、私は着色で一番多用します。ブラシの淵は①と同じです。
③ソフトブラシ
ブラシの淵はぼけています。ボケあしを付けた柔らかい塗りにする時に使用します。
④ソフト+透明化ブラシ(ペンタブレットのみ)
③との違いは透明化設定だけです。ほぼ同じ用途で使用します。
⑤線画調整用ブラシ40PX
線画用ですが、ブラシでベースレイヤーを作る時にも使用します。ブラシの淵は①以上にシャープです。
⑥線画調整用ブラシ3PX
線画調整時に多用します。スキャンで薄くなってしまった線を補ったり、ごみ取りやトーンを消す時も
使用します。一応、線のクリンナップにも向いています。ブラシの淵は⑤と同じです。
●ブラシのカスタムに慣れてるいる方へ
私が作ったブラシファイルを読み込みたくない、または自分でブラシをカスタム出来る方向けに、
設定方法を紹介します。私もカスタム方法に慣れてる方は、ブラシのバグなどのリスクを考えると、
皆様で設定した方が安全だと思います。
①ノーマルブラシ
元は、PSの初期ブラシファイルにある普通の円形ブラシです。適当な円形のブラシを選んだら、
"ブラシ" ウィンドウの"ブラシ先端のシェイプ"を選択して、"間隔"を1~10%にしてください。次は
"シェイプ"にチェック を入れて、"サイズのジッター"を0%、"コントロール:"を筆圧、"最小の直径"を
"0%"にしてください。
②ノーマル+透明化ブラシ
ブラシ①ノーマルブラシの設定を元に"その他"にチェックを入れて、"不透明度のジッター"を0%、
"コントロール:"を"筆圧"にしてください。
③ソフトブラシ
ブラシ①ノーマルブラシの設定を元に"ブラシ"ウィンドウの"ブラシ先端のシェイプ"を選択して、
"硬さ"の数値を0%にしてください。
④ソフト+透明化ブラシ
ブラシ③ソフトブラシの設定を元に"その他"にチェックを入れて、"不透明度のジッター"の数値を0%
"コントロール:"を"筆圧"にしてください。
⑤⑥線画調整用ブラシ
ブラシの⑤と⑥違いはブラシサイズだけです。⑤⑥はブラシ①ノーマルブラシの設定を元に、"散布"
にチェックを入れて"数"の数値を"10"にしてください。
1つのブラシの設定を済ませた度に"ブラシプリセット"ウィンドウの右下"新規ブラシの作成"ボタンを
押してブラシを保存してください。
一応書き出してみましたが、カスタムできる方は私より詳しいそうなので、ほぼ意味の無い項目に
なったと書いてる途中で気付きました。馬鹿の恥さらしと思ってスルーしてやってください(笑)
●ブラシの試し描き
文章やブラシプリセットの画像だけではブラシの性質が判りづらいと思い、試し描きをしてみました。
ブラシの③と④はブラシの淵のボケあし、②と④は筆圧による濃淡が多少出ていると思います。
ガタつき、手振れ、入り抜き、濃淡の甘さは、私のせいでありタブレットの問題ではありません(笑)

○試し書きの薦め
ペンタブレットを使用している方は、PSで新規ウィンドウを出してブラシの試し描きをしてみると、各ブラシの
特徴がわかりやすくなります。ブラシの⑤と⑥は他とくらべてマシンスペックの影響を受けやすいです。
ブラシファイルの[tora_brushes_light]を使っても⑤と⑥ブラシが重い方は"ブラシ"ウィンドウの"滑らかさ"に
チェックが入っていているか確認して、入っているなら外すと多少軽快になります。

●ブラシサイズの変更方法
この記事にUPしたブラシを選択すると、サイズが3と40PXに固定されているので、サイズの変更方法
を紹介します。私が知っているだけで3方法あり、長所・短所があるため、皆様が使いやすい方法を
選んでください。
①ブラシウィンドウからの変更方法
"ブラシ"ウィンドウの"直径"の項目にあるスライダーを左右に動かすか、PXの数値を打ち込んでブラシ
サイズを変更する。《長所》微調整出来るため任意のサイズに変更しやすい。《短所》"ブラシ"ウィンドウを
常に表示してないと変更しづらい。ウィンドウ上まで手を動かす必要がある。スライダーを動かしたり、数値を
打ち込むため多少手間が掛かる。

②簡易ブラシウィンドウからの変更方法
画像ウィンドウ内を右クリックすると、下の画像のウィンドウが出るので、"直径"の項目にあるスライダーを
左右に動かすか、PXの数値を打ち込んでブラシサイズを変更する。(タブレット使用者は、ドライバーからペン
のボタンに右クリックを設定しておくと便利)《長所》微調整出来るため任意のサイズに変更しやすい。ブラシ
ウィンドウと違い上まで手を伸ばす必要が無い。《短所》スライダーを動かしたり、数値を打ち込むため多少
手間が掛かる。

③キーボードのショートカットキーからの変更方法
Enter左横の2つのキーを押してサイズを変更する(下の画像参照)。《長所》ショートなので①②
と比べてスライダーなどを使わないため速くサイズを変更出来る。慣れるとスライダーや数値を打ち込む
方法より、直感的にサイズ調整が出来る。《短所》ブラシのサイズアップが1~10PXまでは1PX単位で
変更できるが、10PXを超えると5PX単位、50PXを超えると10PX単位になるため、ブラシを大きくすると
微調整がしずらい。ブラシサイズを頻繁に変える作業は、キーボードに手を付ける時間が長くなるため
慣れが必要。

お奨めはショートカットを使わないなら②番、使うなら③番の変更方法です。私は③番のショートカット
しか使いません。
理由は、ブラシ依存のツールの大半とラインツールのサイズ変更が出来きて便利だからです。
PSを使っている方は気が付かれたでしょうが、筆圧の有無とサイズの違いを除くとブラシは実質3種類で、
極平凡なものです。私程度の塗りは、ブラシは多すぎても使いこなせないため、背景を除けば3種類も
あれば十分です。
代わりにブラシ以外の「グラデーション」・「ぼかし」・「指先」ツール等なども補助的に使っています。
とは言え「ぼかし」・「指先」ツールはブラシ特性に依存しているので、ブラシ設定は重要です。
「グラデーション」・「ぼかし」・「指先」ツールは今後の記事で紹介する予定です。
私も、ブラシのカスタムはPS7から搭載されて、長く使っていますが、正直半分も把握してません。
皆様は慣れて来たら、ブラシカスタムの知識が豊富なサイト様をご覧になって自作したり、特殊なブラシを
公開されてる方もいるので、借りてみるのも良いと思います。
PS7からブラシをかなり自由に調整出来る、ブラシをカスタムするシステムが搭載されました。
ブラシのカスタムは、少し触るとそれなりに奥深く複雑なシステムだと判ると思います。
そのため、PSに慣れてない方は敷居が高く感じ、使用法が判らず挫折する方もいるでしょう。
このブログは、着色に慣れてない方でも塗りコラが出来るように、裾野を広げるのが目的のため、
私が使用しているブラシ設定を公開して、皆様のお力になりたいと思い、記事を書きます。
●ブラシ設定ファイルのメリット・デメリット
メリットは、PSに慣れてない方だと、まずデフォルトのブラシの数が多く、どのブラシを使か迷うで
しょう。そのため、私が塗りコラに使用している6種類のブラシを公開するのでお使いください。基本、
PSCS5向けですが、特殊なブラシはないのでPS7~CSシリーズなら使える可能性も有ります。
(PS6は使えません)
私が使用しているブラシ設定ファイルを使うことで、カスタムする手間を省いてしまいましょう。
デメリットは、、PSCS5以前のバージョンでは使えなかったり、またバグが出る可能性があります。
ブラシファイルは、アンチウィルスソフトで検査しましたが、感染してないとは言いきれません。
何事も100%の安全は有りえないですから。
以上のデメリットを納得された上で、ブラシファイルをお使いください。
●ブラシファイルの公開
ブログではブラシファイルを直接UPする事が出来ないため、テキストファイルに変換してあります。
DLしたらファイルの拡張子を変更するため、エクスプローラーは拡張子を表示する設定にして
ください。拡張子を表示してない設定の方は、「フォルダ 拡張子 表示」で調べると詳しい方法を
書かれているサイト様が出て来るので参考にして下さい。
①下の2つのサムネイルをクリックして、テキストファイルを適切な場所にダウンロードします。
左の[tora_brushes]は、PCスペックに余裕がある方向けのブラシです。
右の[tora_brushes_light]は、PCスペックに不安がある方向けのブラシです。
一応、右のファイルは左のファイルより、ブラシの使い勝手が軽くなるように設定にしたので、
皆様のPCスペックと照らし合わせて、どちらのブラシファイルを使用するか判断してください。
両方のブラシファイルをダウンロードして、どちらが合うのか試して判断してもいいでしょう。
②皆様の適切なフォルダにダウンロードしたら、エクスプローラーからテキストの拡張子をファイル
名を変更する要領で「.abr」に変換してください。 PSがインストールされていると下の画像ような
サムネイルに変わります。これでブラシファイルを読み込むための下準備は終わりです。
●ブラシファイルの読み込み方
PSを起動してください。ブラシファイルを読み込む方法はブラシプリセットウィンドウから行います。
ブラシプリセットウィンドウを表示してない方は、【フォトショップの設定2】内の[ウィンドウアレンジ方法]
をご覧になり表示させてください。■リンク■ 【フォトショップの設定2】フォトショップのレイアウト編
①ブラシの保存方法
私が作ったファイルを読み込んで、ブラシのバグが発生した場合に備えるため、皆様のブラシファイルを
保存してください。"ブラシプリセット"ウィンドウ右上のボタンをクリックすると、右にウィンドウが出て来ます。
右ウィンドウ内の、[ブラシを保存…]を選択すると"保存"ウィンドウ出るので、適切な場所に保存してください。
(保存場所はいっそデスクトップでも構いません)
ブラシ設定を読み込んだ後に元の設定に戻す方法は、上の画像で選択しているブラシを保存の
すぐ下にある[ブラシの置き換え…]を選択して、保存したファイルを読み込むと元通りになるはずです。
②ブラシの読み込み方
"ブラシプリセット"ウィンドウ右上のボタンをクリックすると、右にウィンドウが出てきます。ウィンドウ内の、
[ブラシファイルの読み込み…]を選択すると"読み込み"ウィンドウが出るので、ブラシファイルを保存した
場所に移動して、拡張子(abr.)のブラシファイルを読み込んでください。プリセットに6個のブラシが追加
されるはずです。
●ブラシの紹介
読み込んだブラシを紹介します。今後の記事でも、簡単にブラシを指定できるようブラシ番号を振りました。
○全てのブラシに、筆圧を弱くすると線が細くなるシェイプ機能が付いています。
筆圧のシェイプはペンタブレットをお使いの方しか利きません。マウスをお使いの方はシェイプ機能は
使えませんが、普通のブラシとして使うことは可能です。
①ノーマルブラシ
筆圧で透明化しないため、主にベタ塗りに使います。ブラシの淵はシャープです。
②ノーマル+透明化ブラシ(ペンタブレットのみ)
筆圧の強弱で透明化するため、私は着色で一番多用します。ブラシの淵は①と同じです。
③ソフトブラシ
ブラシの淵はぼけています。ボケあしを付けた柔らかい塗りにする時に使用します。
④ソフト+透明化ブラシ(ペンタブレットのみ)
③との違いは透明化設定だけです。ほぼ同じ用途で使用します。
⑤線画調整用ブラシ40PX
線画用ですが、ブラシでベースレイヤーを作る時にも使用します。ブラシの淵は①以上にシャープです。
⑥線画調整用ブラシ3PX
線画調整時に多用します。スキャンで薄くなってしまった線を補ったり、ごみ取りやトーンを消す時も
使用します。一応、線のクリンナップにも向いています。ブラシの淵は⑤と同じです。
●ブラシのカスタムに慣れてるいる方へ
私が作ったブラシファイルを読み込みたくない、または自分でブラシをカスタム出来る方向けに、
設定方法を紹介します。私もカスタム方法に慣れてる方は、ブラシのバグなどのリスクを考えると、
皆様で設定した方が安全だと思います。
①ノーマルブラシ
元は、PSの初期ブラシファイルにある普通の円形ブラシです。適当な円形のブラシを選んだら、
"ブラシ" ウィンドウの"ブラシ先端のシェイプ"を選択して、"間隔"を1~10%にしてください。次は
"シェイプ"にチェック を入れて、"サイズのジッター"を0%、"コントロール:"を筆圧、"最小の直径"を
"0%"にしてください。
②ノーマル+透明化ブラシ
ブラシ①ノーマルブラシの設定を元に"その他"にチェックを入れて、"不透明度のジッター"を0%、
"コントロール:"を"筆圧"にしてください。
③ソフトブラシ
ブラシ①ノーマルブラシの設定を元に"ブラシ"ウィンドウの"ブラシ先端のシェイプ"を選択して、
"硬さ"の数値を0%にしてください。
④ソフト+透明化ブラシ
ブラシ③ソフトブラシの設定を元に"その他"にチェックを入れて、"不透明度のジッター"の数値を0%
"コントロール:"を"筆圧"にしてください。
⑤⑥線画調整用ブラシ
ブラシの⑤と⑥違いはブラシサイズだけです。⑤⑥はブラシ①ノーマルブラシの設定を元に、"散布"
にチェックを入れて"数"の数値を"10"にしてください。
1つのブラシの設定を済ませた度に"ブラシプリセット"ウィンドウの右下"新規ブラシの作成"ボタンを
押してブラシを保存してください。
一応書き出してみましたが、カスタムできる方は私より詳しいそうなので、ほぼ意味の無い項目に
なったと書いてる途中で気付きました。馬鹿の恥さらしと思ってスルーしてやってください(笑)
●ブラシの試し描き
文章やブラシプリセットの画像だけではブラシの性質が判りづらいと思い、試し描きをしてみました。
ブラシの③と④はブラシの淵のボケあし、②と④は筆圧による濃淡が多少出ていると思います。
ガタつき、手振れ、入り抜き、濃淡の甘さは、私のせいでありタブレットの問題ではありません(笑)
○試し書きの薦め
ペンタブレットを使用している方は、PSで新規ウィンドウを出してブラシの試し描きをしてみると、各ブラシの
特徴がわかりやすくなります。ブラシの⑤と⑥は他とくらべてマシンスペックの影響を受けやすいです。
ブラシファイルの[tora_brushes_light]を使っても⑤と⑥ブラシが重い方は"ブラシ"ウィンドウの"滑らかさ"に
チェックが入っていているか確認して、入っているなら外すと多少軽快になります。
●ブラシサイズの変更方法
この記事にUPしたブラシを選択すると、サイズが3と40PXに固定されているので、サイズの変更方法
を紹介します。私が知っているだけで3方法あり、長所・短所があるため、皆様が使いやすい方法を
選んでください。
①ブラシウィンドウからの変更方法
"ブラシ"ウィンドウの"直径"の項目にあるスライダーを左右に動かすか、PXの数値を打ち込んでブラシ
サイズを変更する。《長所》微調整出来るため任意のサイズに変更しやすい。《短所》"ブラシ"ウィンドウを
常に表示してないと変更しづらい。ウィンドウ上まで手を動かす必要がある。スライダーを動かしたり、数値を
打ち込むため多少手間が掛かる。
②簡易ブラシウィンドウからの変更方法
画像ウィンドウ内を右クリックすると、下の画像のウィンドウが出るので、"直径"の項目にあるスライダーを
左右に動かすか、PXの数値を打ち込んでブラシサイズを変更する。(タブレット使用者は、ドライバーからペン
のボタンに右クリックを設定しておくと便利)《長所》微調整出来るため任意のサイズに変更しやすい。ブラシ
ウィンドウと違い上まで手を伸ばす必要が無い。《短所》スライダーを動かしたり、数値を打ち込むため多少
手間が掛かる。
③キーボードのショートカットキーからの変更方法
Enter左横の2つのキーを押してサイズを変更する(下の画像参照)。《長所》ショートなので①②
と比べてスライダーなどを使わないため速くサイズを変更出来る。慣れるとスライダーや数値を打ち込む
方法より、直感的にサイズ調整が出来る。《短所》ブラシのサイズアップが1~10PXまでは1PX単位で
変更できるが、10PXを超えると5PX単位、50PXを超えると10PX単位になるため、ブラシを大きくすると
微調整がしずらい。ブラシサイズを頻繁に変える作業は、キーボードに手を付ける時間が長くなるため
慣れが必要。
お奨めはショートカットを使わないなら②番、使うなら③番の変更方法です。私は③番のショートカット
しか使いません。
理由は、ブラシ依存のツールの大半とラインツールのサイズ変更が出来きて便利だからです。
PSを使っている方は気が付かれたでしょうが、筆圧の有無とサイズの違いを除くとブラシは実質3種類で、
極平凡なものです。私程度の塗りは、ブラシは多すぎても使いこなせないため、背景を除けば3種類も
あれば十分です。
代わりにブラシ以外の「グラデーション」・「ぼかし」・「指先」ツール等なども補助的に使っています。
とは言え「ぼかし」・「指先」ツールはブラシ特性に依存しているので、ブラシ設定は重要です。
「グラデーション」・「ぼかし」・「指先」ツールは今後の記事で紹介する予定です。
私も、ブラシのカスタムはPS7から搭載されて、長く使っていますが、正直半分も把握してません。
皆様は慣れて来たら、ブラシカスタムの知識が豊富なサイト様をご覧になって自作したり、特殊なブラシを
公開されてる方もいるので、借りてみるのも良いと思います。