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2012年2月17日(金) 19:14 |
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ファジ宮崎キャンプ、成果と課題
J4年目のシーズンを迎えるサッカーJ2ファジアーノ岡山。 約2週間後に迫った開幕戦で、スタメンの座を勝ち取るのは誰になるのか、選手たちのポジション争いが続いています。
ファジアーノが今年のキャンプを行ったのは宮崎。 プロ野球・巨人などのキャンプでおなじみの宮崎で、16日まで約2週間の日程で調整を行ってきました。 今年のフォーメーションは、3人のディフェンダーが並ぶ3バックシステムで去年と変わりません。 そのため、今年は一からのチーム作りではなく、既にベースが出来上がっているところに、どう新戦力を当てはめるかがポイントになります。 まず、ゴールキーパーでは2人の選手のポジション争いが続いています。 新加入の中林は、身体能力を生かしたセーブが持ち味。 対する去年までの守護神・真子は、安定感を売りに今年もゴールマウスを守る構えです。 中盤の舵取り役・ボランチで存在感を示しているのが、ルーキー・関戸です。 攻撃の基点となるパス回しをそつなくこなし、トリッキーなループパスなど、創造性豊かなプレイも披露しています。 左ウイングバックでは、新戦力・服部が、既にレギュラーの座を確実なものとしつつあります。 ボールを失うことがほとんどなく、精度の高いクロスが持ち味です。 そして人材が豊富となったフォワードは、激しいアピール合戦が続いています。 去年までの主力・チアゴが調子のよさを伺わせる中、共にアルビレックス新潟から加入のアンデルソンや、川又も存在感を発揮しています。 そして、15日のJ1サガン鳥栖との試合では、もう1人の新たなフォワードが、開幕スタメン奪取へ名乗りを上げました。 金民均のクロスからゴールを決めたのは、ルーキー・上條。 新人とは思えない堂々とした口ぶりで、意気込みを語りました。 新戦力も順調に仕上がっているファジアーノ岡山、注目の開幕戦は3月4日です。
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