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松井知事、うめきた・りんくうの特区で混合診療解禁要請

2012年2月17日

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 大阪府の松井一郎知事は16日、国の規制が緩和される総合特区に指定されたJR大阪駅北側のうめきた地区と同府泉佐野市のりんくうタウンで、保険診療と保険適用外の診療を併用できる混合診療の解禁を求める意向を示した。松井氏は「法改正が必要だが、混合診療を先駆けて実施できるよう特区の中身を決めていきたい」と述べた。

 現在は、保険適用されない先端医療や国内未承認薬の投与などを受けた場合、本来は保険適用される部分の治療にも保険が支払われない。混合診療はこの規制を緩和するものだが、日本医師会は「現在、保険適用される診療も保険外になる可能性がある」と強く反対している。

 うめきたでは、再生医療など先端医療の研究拠点が計画されている。りんくうタウンでは、国内外のがん患者の治療や海外の健康ツアーを受け入れる国際医療拠点施設の建設が計画され、府は新年度当初予算案で補助金10億円を計上した。

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