高齢者の万引きが「激増」している
あと、下の図で万引き件数も見てもらおう。
上の図で見てわかるように、平成20年の万引き検挙人員のうち、最も増えているのが「60〜64歳」で対前年比5.6%増、次いで「65歳以上」の4.5%である。
9年前と比べると、65歳以上の万引き検挙件数はなんと2.7倍だ。他の世代が微減〜1.5倍増程度であるのに比べ、著しく増えている。これはもう「激増」としていいい増え方だろう。
実は、置き引き犯罪でも同様の傾向がある。高齢者の犯罪の増加率が一番高く、「60〜64歳」が対前年比17.9%、「65歳以上」はなんと25.3%増にも達している。