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【サッカー】

19歳宮市 ウズベク戦で初召集へ

2012年2月18日 紙面から

 日本サッカー協会の原博実技術委員長は17日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選最終戦のウズベキスタン戦(29日・豊田)に向け、FW宮市亮(19)が所属するボルトン(イングランド)に追加招集の文書を送り、前向きな回答を得たことを明らかにした。ウズベク戦の代表メンバーは25日に正式発表されるが、宮市が選ばれれば、代表初選出となる。

 プレミアデビューを飾ったばかりの宮市が、待望の代表入りを果たす可能性が高くなった。MF本田(CSKAモスクワ)、清武(C大阪)に続き、香川(ドルトムント)も負傷。今回のウズベク戦は実質的には消化試合で問題ないが、中心選手の不在に備える意味では重要な一戦だ。

 将来の代表を担う逸材の招集に関し、原技術委員長はこの日、「(宮市の招集は)昨日のミーティングで話題になり、コーチ陣の意見で『この前活躍したし、宮市を呼べないのか』となった。ボルトンにレターを出したところ、すぐに『分かりました』と返事が来た」と経緯を明かした。

 これまでも「ロンドン五輪にも出たいが、それよりも早く代表でプレーしたい」と話してきた宮市にとっては、待ちに待ったチャンスとなった。だが、招集が実現すれば、非常に厳しい日程となりそうだ。

 ボルトンは25日に敵地でチェルシーと対戦する。もっともロンドン・ヒースロー空港に近いプレミアリーグのスタジアムで行われるため、同日夜にロンドンを出発できるが、成田着は26日。すぐに試合会場となる豊田へ移動しても、27、28日の2日間しか練習には参加できない。さらに29日のウズベク戦後にイングランドへとんぼ返りし、3月1日に現地着。中1日の3日には敵地でマンチェスター・シティー戦を迎える。宮市にとっては精神的にも体力的にもハードな経験となりそうだ。

 

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