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【サッカー】

ザック監督「前の選手を強化したい」

2012年2月18日 紙面から

 出てこい、アタッカー−。W杯最終予選イヤーの第一歩。ザッケローニ監督に笑みはない。「(アイスランド戦は)私にとっても大切なチャンスだ」。2012年初戦は常連のメンバーに加え、監督就任後初招集となる中堅、フレッシュな若手をそろえた国内組で挑む。海外組も合流するW杯3次予選最終戦のウズベキスタン戦(29日)に向けたアイスランド戦を含む5日間で、指揮官は攻撃陣の新戦力発掘をテーマに掲げた。

 「前(攻撃)の選手を強化したい。重点的に見ていきたい。現時点では、本田(CSKAモスクワ)、清武(C大阪)、香川(ドルトムント)がケガで状態が思わしくない。その流れを受け、前線の選手を注意してみていきたい」

 ザック体制では初招集となる石川や大久保、さらには新顔の久保や柴崎…。代表の雰囲気を味わわせたいという若手の立場は微妙とはいえ、指揮官は「アイスランド戦で長くプレーする選手が、ウズベキスタン戦で招集される選手だと思う。海外組は24〜48時間前の合流でフィジカル面で不安がある。国内組には大きなチャンスになる」と語り、アイスランド戦で新戦力を見極める考えを示した。

 そして、チーム全体としての目的は3つだ。

 (1)ウズベキスタン戦に向け、試合勘を戻す

 (2)初招集の選手を手元で見る

 (3)若手に将来的にチャンスがあるというメッセージを送る

 いよいよファイナルステージへ。2012年のザックジャパンの戦いが間もなく、幕を開ける。 (関陽一郎)

 

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