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“世界らん展”18日から

2月17日 21時26分

およそ10万株のさまざまな「らん」の花を集めた「世界らん展」が18日から始まるのを前に、17日、東京で開会式が開かれました。
世界らん展は、東京ドームで26日まで開かれます。

「世界らん展」は、NHKなどが毎年開いているもので、東京ドームには21の国と地域から3000種、およそ10万株のらんの花が展示されています。
17日は、高円宮妃の久子さまも出席して開会式が開かれ、優れた作品を出展した人たちが表彰されました。
このうち最も優れた作品に贈られる「日本大賞」には、茨城県つくば市の大塚初枝さんの「デンドロビューム」という品種のらんが選ばれました。
2000輪の白と紫の花をバランスよく咲かせた栽培の技術が評価されたということで、女性が大賞を受賞したのは初めてです。
また会場には、国内では初公開となるボルネオ島で育てられた「ゴクシンギー」という種類の青いらんなど、珍しい品種のらんや東日本大震災の被災地の学校で育てられたらんも展示されています。