先月、日本を訪れた外国人旅行者の数は、原発事故などの影響で11か月連続で減少しましたが、旧正月の休暇を利用した中国や香港などからの旅行者が大幅に増えたため、東日本大震災以降としては初めて減少幅が1桁台まで縮小しました。
日本政府観光局によりますと、先月、日本を訪れた観光客やビジネスマンなどの外国人旅行者の数は、推計で68万5000人と、前の年の同じ月に比べて4.1%減少しました。
これで訪日外国人の数は、東京電力の福島第一原子力発電所の事故や歴史的な円高の影響で11か月連続で減少したことになりますが、震災以降としては、初めて減少幅が1桁台まで縮小しました。
地域別では、韓国が35.4%、フランスが17.5%、ドイツが16.9%それぞれ減少しました。
一方で、旧正月の休暇を利用して日本に買い物や観光に訪れた人が大幅に増加したところもあり、香港が40.9%、中国が39.6%、台湾が29.6%それぞれ増えました。
観光庁の溝畑長官は、記者会見で「中国などからの旅行者は予想を上回るペースで回復しているが、韓国やヨーロッパからの回復は遅れており、訪日外国人の数は本格的な回復には至っていない」と述べました。
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