敵か、味方か、裁判マニアの歪んだ人間観
これまでに2回にわたってとりあげた裁判しか生きがいのない女性の特異な言動を考察してきましたが、彼女の人間観の根幹が見えてきました。
彼女が私に発したなかでもっとも異様に感じた言葉は「須坂さんは、私の味方か、それとも敵か」と選択を迫るものでした。敵か、味方か、二者択一を迫る、これが一度だけなら私もそれほど気にしなかったかもしれませんが、ひとつの話題が煮詰まった局面で彼女が必ず問いかけることに気づき、「敵か、味方か」が彼女が相手との関係をはかる唯一の尺度であるのではないかと結論づけることになりました。
まず、「ヤフー知恵袋」で繰り返された彼女の質問とその回答者に対する反応から、彼女の対話の特徴をあらためて復習します。
それは、自分の思い通りの回答が得られないと必ず相手を非難し、それがしばしば相手の人格攻撃へと転じていくことです。回答者は、質問者の「考え方」や「知識」の誤りを指摘したにすぎないのに、彼女はそれを自分の人格否定として受けとめてしまうらしいのです。彼女は個人の「思想・信条」と「人格」を概念として分離して認識することができないようなのです。だれでも、人間に対する好き嫌いはあるし、対話の相手に対して反論する場合にその好悪が反論内容に影響をおよぼす場合が少なくないでしょう。しかし、それがすべてではないし、感情的に反駁してしまったときはいささかの反省もするでしょう。しかし、彼女にはそのような態度や姿勢はまったくみられないのです。自分の知識や考えがわずかでも否定されると、それを自分の人格否定と受けとめ、相手の人格を否定しにかかるのです。相手としては、質問内容の間違いを指摘しただけなのに、なぜ口汚い罵倒のことばを浴びせられなければならないのか、理解できません。最初は善意で回答していた回答者もまじめに回答するのをやめ、彼女の人格に対する非難や揶揄に変わっていきます。ふつうの人間であれば、そこで自分がなぜ非難されるようになったかを少しは考え学習するのですが、彼女は相手が先に自分を誹謗中傷――それはたんに知識や考え方の誤りを指摘したにすぎないのですが、先に指摘したように彼女には自分の人格否定との区別がつかず、さらには「誹謗中傷」なる表現をとることで二つのまったく異なる概念の混同をいっそう見えなくしているのです――したのだから、自分も相手の人格攻撃をして何が悪い?という論理になるらしいのです。彼女にとっては、自分の知識や考え方をいささかでも批判する者は、自分にとっての「敵」でしかないと映るらしいのです。
彼女が、他人を「親友か友人かたんなる知人か」という区分ではなく、「敵か味方か」という分別に異様にこだわる理由がみえてきた気がします。
彼女にとって「味方」とは、自分の考え方や感じ方、趣味嗜好なども含めていっさいを否定せず、すべてをまるごと受容してくれる存在なのです。彼女の言動を些かでも否定する人間は、すべて「敵」です。とくに彼女がもっとも力を入れている私怨裁判を否定する者などは、不倶戴天の憎むべき敵です。裁判の「支援者」は彼女の「味方」でなければならず、彼女の主張を全面的に支持する存在でなければなりません。彼女の裁判に興味をもったとしても、相手の主張も含めた「真実」を知ろうとする者は彼女にとっては、しつこい「ストーカー」でしかありません。
したがって、現実の社会には彼女の「味方」や「支援者」はひとりもいないし、未来永劫現れないでしょう。彼女と交流をもつ者は全員が最後には「敵」になってしまうのです。
自分のすべてを肯定する「味方」以外はすべて「敵」とみなす思考回路しかない彼女には現実社会には生き場所がありません。「ニートな独裁者」である彼女が居場所を確保できる場所は、そうです、ネット社会だけです。ネット社会であっても彼女はほとんどの「知り合い」から嫌われまくっていますが、彼女への攻撃はどんなに激しいものであっても、しょせんは電子記号でしかないわけですから、現実社会での傷つき方とは違います。
そういえば、彼女が全身全霊をかけてすっぽりとはまっている「裁判」も「敵=被告」と「味方=原告」が明確であり、準備書面を通じてのみ「敵」とかかわりあうというしくみが彼女の思考回路にあっているのかもしれません。もちろん勝訴の可能性はゼロであるけれど。
もし、彼女がこの文章を読んだとしたら、須坂が自分を「誹謗中傷」していると大騒ぎするでしょう。自分に対する評価を「全面肯定」か「誹謗中傷」かのどちらかでしか捉えられない人格障害者には何をいっても無駄ですが、自分なりには中間的結論が出たと考えています。
« 生活保護を受給するつもりらしい・・・「ネット弁慶、シャバ乞食」の本性 | トップページ | 裁判中毒者の運命 »
コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1499990/43820953
この記事へのトラックバック一覧です: 敵か、味方か、裁判マニアの歪んだ人間観:
以前、知恵袋の回答に、友だちもいない、恋人もいないという回答があり、A子さんがキレてましたが、事実だったんですね
周りに友だちや知人など親しいひとがいたら、A子さんの行動を諌める方や、諭す方もいるでしょうから
A子さん無職なんじゃないかなと思ってましたがやっぱり無職でしたね
派遣社員で岐阜に行かれたんでしょうか?
資格云々も嘘なんでしょうね
Yahooブログの彷徨者というブログで須坂さんを悪し様に罵っているのもA子さんなんでしょうか?
なんだか歪みきってますね
まるで、悪徳の限りを尽くした独裁者のように、猜疑心の塊りなんですね
投稿: 花 | 2012年1月22日 (日) 00時38分
キティとA子さんは同じ病気のような気がしてきました。
彷徨者さんという方が、キティの病気について、検証してます。
キティもA子さんと同じように、妨害があって裁判がうまくいない、ストーカーされていると騒いでいます。
参考までに
http://m.blogs.yahoo.co.jp/bxfwx180
ちなみに、花ちゃんが彷徨者のブログに書き込みしてますが、花ではありません
投稿: 花 | 2012年1月23日 (月) 20時15分
初めまして、突然失礼します。
yahooブログで、キティをウォッチしている者です。
岐阜のA子さんと須坂さんのお名前は時々伺ってます。
ボクの記事にあなた自身が来ていると吹聴している人がいるのは事実です。
この世界でなりすましとかを見極めるのは至難の業のようで、困惑しています。
が、何となく読めてきたような気がしました。
ボクは、冷やかしのようなウォッチャーですが、この病気の人とのつきあいは大変ですね!
投稿: 彷徨者 | 2012年1月24日 (火) 10時42分
「ヤフー知恵袋」で、あるかたから私に回答リクエストがあったため回答したところ、くだんの彼女本人がひとりでいくつものIDを取得して、私に対する個人攻撃をしてきました。すさまじい執念です。彼女がパソコンをもっていないというのが本当ならば、ネットカフェでも利用したのでしょうか。
自分の「主張」は知ってもらいたいけれど、「事実」は知られたくない、「事実」を知ろうとするなんて「ストーカー」だ、という理屈になるらしいです。
ジャーナリストの津田哲也氏まで「知恵袋」に投稿するようになりました。メールを送信して確認したところ、本人でした。彼女には「支援者」がいるとのことですが、どんなことを「支援」するのでしょうか?一緒にネットで裁判の悪口を投稿しあうんでしょうか。裁判の支援より生活費の支援の方がはるかに有意義のように思います。
彼女は「支援者」であっても、真実を知ろうとすると、ストーカー扱いするのでしょうか?
投稿: 須坂 | 2012年1月24日 (火) 16時52分