フィリピンの人たちに東日本大震災から1年を前に東北地方の復興をアピールし、その魅力を訴えようというイベントが、16日夜、マニラで開かれ、山形市の「やまがた舞子」が舞を披露しました。
これは、フィリピンの旅行雑誌社が東日本大震災から1年を前に復興の歩みを進める東北地方の魅力を広く知ってもらおうと、マニラのホテルで開いたもので、フィリピン政府や旅行業の関係者などおよそ200人が招待されました。
会場では、東北地方の祭りや工芸品を紹介する写真パネルが展示されたほか、日本から運ばれた食材を使った刺身やお吸い物などの和食がふるまわれました。
また、山形市の「やまがた舞子」の2人が舞を披露し、ピンクと青の色鮮やかな着物をまとった舞子の優雅な動きに大きな拍手が送られ、招待客の男性は、「日本を訪れたいと思う舞でした」と話していました。
去年1月から10月までの間に、フィリピンから日本を訪れた人は、震災や原発事故の影響で前の年の同じ時期の80%にとどまっており、舞子の1人、紗弥さんは、「山形や日本に来たいと思っていただけるようPRに力を入れたいです」と話していました。
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