【「宇宙ごみ」清掃計画】スイス大、3~5年後に
【ジュネーブ共同】宇宙ごみ掃除承ります―。スイス西部にあるローザンヌ工科大の宇宙センターは15日、地球の周囲にある使えなくなった衛星の残骸など無数の「宇宙ごみ」を回収し処理する計画を発表した。予算は1千万スイスフラン(約8億5千万円)を見込み、企業への資金提供を呼び掛けている。3~5年後の実用化を目指している。
宇宙ごみが運用中の衛星に衝突する例が年々増えており、地球上に落下する可能性もある。宇宙開発を目指す人類にとって、壮大な「清掃計画」となる。
同センターによると、宇宙には運用期間を終えた衛星や打ち上げに使ったロケットの残骸など直径10センチを超える宇宙ごみが約1万6千個あり、毎秒数キロメートルの速さで地球の周囲を回っている。
地上から宇宙ごみをつかむためのアームの付いた装置を発射。回収後、大気圏に突入する際に、装置と共に“焼却”処理する。同センターは「技術的に克服すべき点が残っている」としている。
(共同通信)
2012/02/16 20:45